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この世の花(仮)時代小説文庫

佐々木裕一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758446679
ISBN 10 : 4758446679
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

徳川譜代の名門で七千石の旗本の妾の娘・花。母・ふきは商人の娘ながら父・真島兼続に惚れられて娶られ、母子ともに兼続から愛されていた。だが、それを正妻、そして他の妻は妬み嫉み、事あるごとに虐げる。兼続の長男・一哉やその親友・青山信義と保坂勇里は花の懸命な姿に目を掛けているのだが、それがまた他の娘たちには気にくわない。そんな中、ふきが病に倒れ―。激動の時代に、苦難を乗り越え健気に輝く、一人の少女の物語。

【著者紹介】
佐々木裕一 : 1967年広島県生まれ。2010年に時代小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • むつこ

    なんだこりゃ〜!作家・佐々木さんの新シリーズが珍しく女性と言うこともあり購入。しかーし、王道ってどういうこと?試練というかいじめというか、これでもかってぐらい耐える暮らしだけど男性陣にモテモテ(マンガ・細川智栄子の王家の紋章みたい)なんでこんな話にするんだ?何を伝えたいんだ?とイヤになった。が、さすがの佐々木さん、クライマックスに母を殺した真犯人を捜すべく魑魅魍魎渦巻くお屋敷に戻り耐え忍ぶことを選ぶ。あれだけムカついたのに続きが気になった(これが王道ってことね)

  • のびすけ

    花に対する理不尽な仕打ち、陰湿なイジメ。周りの男どもは花のことを気に掛けつつ、一体何をしているのだ、全く頼りない。なんか微妙な終わり方だったけど、続くのか?続くのであれば、花を救ってあげて。

  • ぶんぶん

    【図書館】作者の思惑と思うが妾の娘が艱難辛苦に落とされる、周囲の男どもはだらしない。 ストーリーを大事にするなら脇役を重視した方が良い。 ここで終るわけが無いので章立てでヤマを創るべき。 新たなテーマと言う事で戸惑いもあろうがその都度、楽しませねば・・・まあ、先は長い。

  • 豆乳くま

    「おしんを凌ぐ」との帯に手に取りました。おしん、見た事ないけど。旗本の妾の子、花。母がいた時から正妻、他2人のお妾に虐められていたが亡くなったら、これでもかという凄惨な虐めが続くが。何も知ろうとしない父や正妻の顔色を伺う妾腹の跡取り、ボンクラの男どもが腹が立つ。何より一番の味方のフリをして裏切り続ける瑠璃が許しがたいです。希望が生まれると潰えるの繰り返しだが、味方もいる。花に幸せな結末を望みます。

  • はち

    旗本の妾の子、花(はな)。母親が亡くなり、本妻やら他の妾、奉公人から、これでもか‼️ってぐらいに虐められる💦読んでいて辛すぎて、ギブしようかな!と思ったが、読み進めて行くうちに止まらなくなり一気読み。花に想いを寄せる者やら味方になってくれる者もチラホラ出て来て、、、早く続きが読みたい。

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