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下町九十九心縁帖 富士見l文庫

佐々木薫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040750002
ISBN 10 : 4040750004
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

 大学生の春人には後悔していることがある。それは謝れないまま祖父が亡くなったこと。以来祖父が愛したような古い品物も、人と深く関わることも、苦手になった。
 しかし事故で古伊万里の壺を割った直後から、動物の姿をした付喪神が見えるようになる。割れた壺の付喪神・イマリに迫られ、彼の力を取り戻すため、春人は付喪神たちの願いを叶えて「神心」を集めることに。元の持ち主に会いたい、一度だけでも人の役に立ちたい、亡き持ち主の娘から本当の思いを聞きたい。奮闘するうちに、願いが春人の周りに縁を紡ぎ――。

==登場人物==

春人
人と関わるのが苦手な大学生。
イマリには下僕と見なされている。

イマリ
元・古伊万里の壺の付喪神、現・春人のスマホの付喪神。
甘いものに目がない。


春人が働くこととなった「古道具みやび堂」の孫娘。
しっかり者の高校1年生。

洋蔵
「古道具みやび堂」の店主で、桜の祖父。
初対面のはずの春人について、何かを知っているようで‥‥。

【著者紹介】
佐々木薫 : 「下町付喪神話譚」が、第5回富士見ノベル大賞で佳作を受賞。本書は改題・改稿のうえ、上梓した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 可愛いお話でした。付喪神がいっぱい出てきます。ハリネズミさんまで居ました笑 とても楽しく読めました。

  • 色素薄い系

    スマホの付喪神って結構なパワーワードな気がするんだけど、勝手に検索したりSNSアカウント作ったりやりたい放題だったのでいいモノに乗り換えたなイマリよ、と後半思っていた。イマリの容姿や性格が某キャラと某キャラを足したみたいな感じで既視感あったけどまぁそこは仕方ないね。まだ春人にかけられた呪いは解けていないので続きが出るなら最後まで読みたい。

  • 冬野

    付喪神のイマリと引っ込み思案な大学生の春人が、縁あって付喪神たちの願いを叶えていく連作中編。これがデビュー作ということもあって序盤は若干説明不足の感があったが、春人とイマリが人助けならぬ神助けに乗り出してからは気にならなくなった。とにかくイマリが魅力的で、春人のスマホを勝手に操作したりお菓子に釣られたりする様子が可愛い。性格は気位が高くて傲慢なのだが憎めない。物語は引っかかる点もあったけれど(親子のわだかまりがそう簡単に解けるかなど)、概ね楽しめた。続編も書けると思うので出たら読みたい。星:4/5

  • よっしー

    こういうの好き。春人の呪いのこともあるし、続きが読みたいな。

  • 常葉

    デビュー作らしい。スマホに付喪神が宿るってなかなかすごい設定だな、と思いつつ、さらりと読了。主人公の大学生がお人好しすぎてやきもきしたけれど、相棒役がちょっと口の悪い付喪神でちょうどいいのかも?

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