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鉄の時代史

佐々木稔

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784639020264
ISBN 10 : 4639020260
Format
Books
Release Date
April/2008
Japan

Content Description

考古学・文献史学・技術史の3分野からの成果を取り入れたわかりやすい鉄の歴史。国内砂鉄製鉄の開始を近世初頭とする画期的新説を提示し、鉄の歴史に対するこれまでの先入観を払拭する1冊。

【著者紹介】
佐々木稔 : 1933年生。元新日本製鉄先端技術研究所、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科講師。金属工学専攻。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おらひらお

    2008年初版。タイトルからすると入門書的印象を受けますが、結構がちがちの専門書。金属工学的見解が多いですね。

  • あか

    主として日本における製鉄の歴史を、考古学、文献史学、技術史の3分野からの成果を取り入れわかりやすく解説する、という帯の文章だが、前提として必要な知識をほとんどカバーできておらず、読むのに非常に時間を要した(例えば銑鉄と鋼、高炉と転炉の違いや鉄滓=スラグといった知識が前提として必要)。科学的な組成、例えば試料中の銅成分が0.1%以上の場合、日本国内の砂鉄成分の値を鑑みて同一とは言えず、したがって輸入鉄鉱石と判断される、などの分析法はとても興味深い。この分析により、中世の砂鉄製鉄に対する疑義を挟むことが骨子。

  • 塩崎ツトム

    日本産の鉄は火縄銃づくりには不向きで、専用の鉄をわざわざ福建から輸入していたことも、鎖国中もその輸入が続いていたことも初耳。その一方で平清盛は北宋官吏が使用するサーベルの加工貿易をしていたというのも興味深い。やはり先見の明がある人だったんだなあ。

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