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この子はこの子のままでいいと思える本

佐々木正美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784074433353
ISBN 10 : 4074433354
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

故・佐々木正美先生がいちばん伝えたかったこと。子どもの心がわかる、子育てに悩むすべての親に届けたい一冊。


「いい子だから、かわいがるのではありません。
かわいがられるから、いい子になるのです」。
人間関係が失われ、孤独な親が増えたこの時代に、幸せな親子を増やしていきたい……。
2017年に逝去された、児童精神科医・佐々木正美先生がいちばん伝えたかったことを、お母さんたちの悩み相談に答えながら届けます。

■内容 
1章:「お母さん」が重い
2章:しつけって難しい
3章:親子バトルから抜け出したい
4章:子どもを伸ばす親になるには?
5章:思春期になる前に
6章:父親の役割ってなんですか?

【著者紹介】
佐々木正美 : 1935年群馬県前橋市に生まれ、幼児期を東京で過ごす。その後、第二次大戦中に滋賀県の農村に疎開し、小学3年生から高校までを過ごすが、高校卒業と同時に単身で上京。信用金庫などで6年間働いたのち、新潟大学医学部医学科に編入学し、66年同校を卒業。その後、東京大学で精神医学を学び、同愛記念病院に勤務。70〜71年にブリティッシュ・コロンビア大学に留学、児童精神医学の臨床訓練を受ける。帰国後は、国立秩父学園、東京大学医学部精神科に勤務後、小児療育相談センター(横浜市)、横浜市南部地域療育センターで児童臨床医として地域ケアに力をそそぐ。その間、東京大学医学部精神科講師、東京女子医科大学小児科講師、お茶の水女子大学児童学科講師などを務める。川崎医療福祉大学特任教授(岡山県)、ノースカロライナ大学非常勤教授、横浜市総合リハビリテーションセンター参与などを歴任した。長年にわたり自閉症の人とその家族を支援する療育方法の実践と普及に努めてきた功績で、2001年「糸賀一雄記念賞」、04年「保健文化賞」「朝日社会福祉賞」受賞。2017年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はる

    本の著者、佐々木先生のことは知っていたんだけど初めて手に取りました。子どもを急がせない、求められる分だけ愛を注ぐとか基本的なことを踏まえつつ親には結構厳しい内容も書いてあった。だけど先生の愛のこもった目線が本からも伝わるので責められてる感は全くないです。質疑応答がたくさん&0歳から11歳くらいまでの子供たちについて書かれているので、当てはまる人多めだと思います。 Kindle Unlimitedで読んだけど購入決定。 

  • カッパ

    相談に答える方式だからかすっと心にはいってきました。 子どもとの関係に悩んでいる自分がいる。そう思うとしっくりきます。質に悩むときは量を増やす。趣味でもなんでもつながる人を増やすことが大切かもしれません。子供に対してしたほうがいいとおもったことは「待つ」育つのを待つ。分かるのを待つしからずこどものせいにしない。また、褒めたり叱ったりはしないほうがいい。「自分は自分のままでいい」とおもうこころを育てたほうがいいという部分が心に残りました。

  • jenny

    心のお守りになる本。普通になってほしいって本当親のエゴなんよな…😭その子の育ち方をサポートできれば。

  • 途中まで読んで。佐々木正美先生の言葉、全てが温かい。

  • しげ

    「早くできることがいいわけではありません。遅いから悪いわけでもない。ゆっくりと、その子の心の内側で、機が熟すのを待つのです。果物と同じですね。熟すまでじっと待つことでおいしい実が育つのです」という言葉にハッとしました。子育ての渦中にいると、ついつい視野が狭くなり、ちょっとしたことで焦ってしまうんですよね。コスパやタイパなど効率が重視される時代ですが、もっとおおらかな視点を持って子どもとの関わりを楽しみたいです。

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