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「育てにくい子」と感じたときに読む本

佐々木正美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784072620946
ISBN 10 : 4072620947
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「親が望むような子」にするのではなく、「子どもが望むような親」になろう。子育てに迷う人々が抱くたくさんの子育ての悩みに、児童精神科医の著者があたたかく、時に厳しく、真摯に答える。

【著者紹介】
佐々木正美 : 1935年群馬県前橋市に生まれ、幼児期を東京で過ごす。その後、第二次大戦中に滋賀県の農村に疎開し、小学3年生から高校までを過ごすが、高校卒業と同時に単身で上京。信用金庫などで6年間働いたのち、新潟大学医学部医学科に編入学し、66年同校を卒業。その後、東京大学で精神医学を学び、同愛記念病院に勤務。70〜71年にブリティッシュ・コロンビア大学に留学、児童精神医学の臨床訓練を受ける。帰国後は、国立秩父学園、東京大学医学部精神科に勤務後、小児療育相談センター(横浜市)、横浜市南部地域療育センターで児童臨床医として地域ケアに力をそそぐ。その間、東京大学医学部精神科講師、東京女子医科大学小児科講師、お茶の水女子大学児童学科講師などを務める。現在、川崎医療福祉大学特任教授(岡山県)、ノースカロライナ大学非常勤講師、横浜市総合リハビリテーションセンター参与。長年にわたり自閉症の人とその家族を支援する療育方法の実践と普及に努めてきた功績で、2001年「糸賀一雄記念賞」、04年「保健文化賞」、「朝日社会福祉賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mariya926

    「手のかからない子がいい子だなんて、そんなの大きな間違いですよ。人生のどこかで、親は子どもにたっぷり手をかける必要があるんです。小さいころに手をかけさせてくれる子が本当はとてもいい子なんです」最近は前より手がかからなくなってきたと喜んでいましたが、逆に時間と体を使って子どもがしたい遊びを満足するまで遊んであげれていなかったことを気がつきました。遊ぶことがしんどくなっていました。「どんなに待ってあげても最後に怒ったら意味がなくなる」もグサッときました。知り合いに紹介してもらった本ですが読めて良かったです。

  • コージー

    ★★★★★ベストセラー作家でもある、精神科医の佐々木先生が、子育ての悩みに答えていく形式。親と子、どちらにも愛情あふれる優しいまなざしを向けて語りかけてくれる。悩んでいる方がいたら、ぜひ読んでほしいオススメ本。ちなみに、前著「子どもへのまなざし」から学んだ“過保護に育てろ、過干渉になるな”という考え方は、私の中でいまでも生きています。【印象的な言葉】@親は保護者です。教育者ではないのです。A「目の前のたった一人の人を愛し続けることは、世界中の人をひとまとめにして愛するより困難だ」

  • niisun

    我が家には佐々木正美さんの本が3冊ありますが、とにかく分かり易いし、府に落ちることが多いです。本書は、親からの様々な質問に佐々木氏が一つ一つ応えていくので、とても具体的で、かつ一般化されてないのがとても良い♪発達に凸凹がある子どもを育てる親である自分には響く言葉がたくさんあります。「最初に我慢するのは、子どもではなく親」「“見て!見て!”なんて言われるまえに、見てあげることから始めましょうよ」「遊びの中でしか、道徳観やルールの必要性は学べない」「育児書を読む時間があるなら、お子さんを見てください」etc…

  • ミユキ)

    発達障害や育児本は、これ読みたいなぁと思うと佐々木正美さんの本にあたる。正しい正しくないなんて事まだまだわかんないし、障害児であれ定型であれ正解なんてないのですが、、、ちょっと不安になったときに、うんうん、としながら読むことができるなと。あたし一人だし、多分いろいろもっと抱えていくことあるんだろうけど、うんうん、と、立ち止まりながらも、がんばんなきゃねーー

  • 今まで読んだ育児書で一番しっくりきた。「手のかからない子がいい子だなんてそんなのは大きなまちがいですよ。人生のどこかで、親は子どもにたっぷり手をかける必要があるんです。小さいころに手をかけさせてくれる子が本当はとてもいい子なんです。」この言葉に救われる。息子とまったく同じような子に対して「大輪の花が咲く」と書いてあり、安心できた。育児のバイブルにしたいくらい。図書館で借りてきたけど、購入しようかな。

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