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往信

佐々木朔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863856660
ISBN 10 : 4863856660
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan

Content Description

目次 : 湖辺で/ 春睡綺譚/ 良い旅を/ あのひとに/ ラブ・コメディ/ そのあとの/ 夏の日記/ ベリー・サマー/ 走る/ セオリー/ パーリデイ/ pro(f/c)essor/ 到達/ rain radar/ 往信/ 探偵と天使/ 草津、湯畑のそば/ 具象と灯籠/ まちあるき/ たばかり/ 橋と水/ペテルブルク/ 早春賦/ 百年前

【著者紹介】
佐々木朔 : 1992年生まれ。神奈川県横浜市出身。早稲田短歌会を経て、現在「羽根と根」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みつ

    初めて出会った歌人(1992年生まれ)。掲載誌ごとに分けられた23の章からなる。一頁に収録された歌の数も二首を中心にしつつ一首、三首の章があるのは、掲載誌を踏襲したものか。全体に軽い表情が目立つ中、謎めいた状況のもの、上の句下の句の脈絡を欠いたもの、断片的なもの、散文的なもの、つぶやきをそのまま無造作に歌にしたように読めるもの・・など様々な手法が織り込まれ、一筋縄ではいかない。そこに若々しい感情をそのまま歌うものが挟まれるので、その輝きが一層際立つ。短歌の多彩な世界をおおいに堪能できた一冊。

  • バーニング

    『羽根と根』が創刊して以来ずっと読んでいたので、佐々木朔の歌集が出るというのは単純に嬉しかった。場所について書かれた歌が好きだ。 さっきまで寝ていた犬がもういない北公園の秋の夕暮れ(p.48) 三ノ輪橋から早稲田まで乗るときの都電のように折りふしをゆく(p.60)

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