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(H)ear ポスト・サイレンスの諸相

佐々木敦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791762521
ISBN 10 : 4791762525
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2006
Japan

Content Description

今音楽は、「音響」と「聴取」の狭間で根源的問い直しにさらされている。サウンド・アート、音響派、ポスト・テクノ、そして映像・言語芸術の最前線を走査し、来たるべき音楽美学のパラダイムを浮上させる。

【著者紹介】
佐々木敦 : 1964年生まれ。批評家。HEADZ代表。雑誌FADER編集発行人。慶応義塾大学SFC、武蔵野美術大学、東京藝術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 保山ひャン

    サウンド=アート、池田亮司、高橋悠治、スタン・ブラッケージ、小林秀雄。ほとんど聞き取れないロウアーケース・サウンドなど、聴くことについての考察の行き着く先は、ベンヤミンの純粋言語。小林秀雄の批評における、「遭遇の演戯」は、ついやってしまいがちなので、もうちょっと意識的になろう、とか、音楽とは別のところで身のひきしまる思いもした。

  • 鯨、或は山田

    聞くことを、聴取のみならず、体感するものとして捉え直す批評の試み。音響というだけではなく、その環境それ自体を受容する感覚とした時に、空気の振動としての音は観客にどう作用するのか。どのような態度で臨むべきなのか。

  • roaming_south

    1章などで紹介されている曲や詩は、そのジャンルではそこそこ有名なものが多く、ubuやyoutubeでも簡単に手に入る素敵な時代なので、もっと読まれても良いと思う。

  • 寺基千里

    「音楽を聴くこととはどういうことか?」「どこからが音楽になり得るのか?」というように、聴覚体験の根源を作品や、アーティストのインタビュー、はたまた批評から問う筆者の視点を知ることで、何となく音楽に触れるこの感覚にちょっとだけメスを入れられたような感覚がする。その「何となく」にツッコミを入れなくても音楽を楽しむことは可能だけれど、その一歩を踏み込むことで、今まで自分の好みに合わなかった作品も少しだけ見え方が変わるのかもしれない。

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