Product Details
ISBN 10 : 4065133106
Content Description
「資本主義の不安定さを数理経済学で証明する」。今から50年以上も前、優れた論文の数々で、世界を驚かせた日本人経済学者がいた。宇沢弘文―その生涯は「人々が平和に暮らせる世界」の追求に捧げられ、行き過ぎた市場原理主義を乗り越えるための「次」を考え続けた信念の人だった。大宅賞作家が描く「ノーベル経済学賞にもっとも近かった日本人」86年の激動の生涯。
目次 : リベラリズム・ミリタント/ 朝に道を聞かば夕に死すとも可なり/ ケネス・アローからの招待状/ 輝ける日々/ 赤狩りの季節/ カリフォルニアの異邦人/ 別れ/ シカゴ大学「自由」をめぐる闘争/ もうひとつのシカゴ・スクール/ 二度目の戦争/ 「陰(Shadow)」の経済学へ/ “ドレス”と“自動車”/ 反革命(The Counter‐Revolution)/ 空白の10年/ ローマから三里塚まで/ 未完の思想Liberalism
【著者紹介】
佐々木実 : 1966年、大阪府生まれ。91年、大阪大学経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社。東京本社経済部、名古屋支社に勤務。95年に退社し、フリーランスのジャーナリストとして活動している。2013年に初の著書『市場と権力―「改革」に憑かれた経済学者の肖像』(講談社刊)で、第45回大宅壮一ノンフィクション賞・第12回新潮ドキュメント賞をダブル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2021/03/21 (日)
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
KAZOO
読了日:2019/06/13
trazom
読了日:2023/02/16
1959のコールマン
読了日:2020/02/19
Sam
読了日:2021/10/17
kawa
読了日:2019/08/31
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .