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芳賀矢一 「国文学」の誕生 近代「国文学」の肖像

佐々木孝浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000269766
ISBN 10 : 4000269763
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「日本文献学」を提唱し、近代国文学の父とも称された芳賀矢一。「国学」から思想的な旧弊を取り除き、国際的な時代に適合する新しい学問へと改革することに尽力しつつ、教科書や辞書の編纂をはじめ、国語教育において多大な貢献を成し遂げた。文献学者としての理想と使命の実践を貫いたその生涯を時代のなかに描き出す。

目次 : 略伝/ 第1章 国文学史確立への道程(『国文学読本』登場まで/ 「例言」に見る志/ 「緒論」の解体/ 「我邦文学の沿革」/ 時代ごとの文学の認識/ 「読本」の本体/ 『国文学読本』のまとめ)/ 第2章 「日本文献学」とドイツ留学の後先(留学前夜の『国学史概論』/ 「国学とは何ぞや」の戦略/ 二つの比較から)/ 第3章 「日本文献学」の正体(「日本文献学」の見取り図/ 国文学と国史の研究史/ 日本文献学の目的)/ まとめに代えて

(「BOOK」データベースより)

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  • 軍縮地球市民shinshin

    芳賀矢一(1867-1927)は東京帝国大学教授、退官後に國學院大學学長を務める。専攻は国文学と国語学で、若い頃にドイツに留学し、先進的な文献学を学び、文学研究を近代化させた学者である。と同時に国語教育を確立させた功労者でもある。本書は芳賀が提示した「日本文献学」についてどのような学問なのか、著書を丁寧に読解して明らかにした研究書。芳賀は江戸期に成立した「国学」を明治という新時代に適応させ近代化させるために、「日本文献学」という名称を用いたことがわかった。簡単に言うと「日本文献学」とは国学の後進なのである

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