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Web3とメタバースは人間を自由にするか

佐々木俊尚

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046055729
ISBN 10 : 4046055723
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan

Content Description

ビッグテックへの隷従から、新しい経済へ抜け出せ!トークンで「推し」が社会の基盤になる/自動運転車の「第4の居場所」化とは?/存在が見えないテクノロジー(ゼロUI)の先に待つイノベーション。技術進化が暮らしに与える影響をわかり易く解説。全ビジネスパーソン必読の「AI社会論」誕生!

目次 : 第1章 「安楽な暮らし」か「支配されない自由」か?(DXはビジネスを根本から変える/ AIは人間の知性を持たない ほか)/ 第2章 ウェブ3はビッグテックの「支配」を終わらせることができるのか?(Don’t Be Evil(邪悪になるな)/ ウェブ2・0が崩したマスメディアの垂直統合 ほか)/ 第3章 ビッグテック支配から逃れるためのトークンエコノミーへ(トークンエコノミーという経済/ 新しい「関係」と「承認」のためのトークン ほか)/ 第4章 メタバースと自動運転が都市を変える(リアル空間とメタバース空間の同居/ メタバースはキャズムを超えるか ほか)/ 第5章 ウェブ3が進化した世界はこうなる(新しいインターネットの世界へ/ 求められるビジネスは透明化されたプラットフォーム ほか)

【著者紹介】
佐々木俊尚 : 1961年生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。作家・ジャーナリスト。毎日新聞社などを経て2003年に独立し、テクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで幅広く取材・執筆している。総務省情報通信白書編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • すしな

    181-22.現在ビックテックをはじめとするプラットフォームが、個人を支配している構造なのに対して、「便利だからいいじゃなか」と言う人もいれば、「自分のデータを支配されるのは嫌だ」と言う人もいたりして、マイナンバーも賛否両論ありますけど、どっちが幸せなんだろう?というは、確かに悩ましいところですね。個人的には、サービスごとに異なる匿名のIDを発行して、それぞれのサービスの利用状況とIDを、本人以外が結びつけられないように、ブロックチェーンやNFTを使ってできたらいいんじゃないのかなと思いました。

  • よっち

    ビッグテックの支配とその隷従から新しい経済へ。Web3、メタバース、NFTといった技術を礼賛する社会に問いを投げかける一冊。安楽な暮らしか「支配されない自由」か?DXやAIがどういうものか、Web3によって既存の仕組みがこれからどう変わるのか。自動運転車は普及するのか、それによって都市がどう変わってゆくのか、直感的な操作性が何をもたらすのか、そして著者が注目するトークンエコノミーによる未来をどう見ているのか長年観察してきた著者らしい、とてもわかりやすい解説で、自分なりに考えてみるいいきっかけになりました。

  • はとむぎ

    メタバースとAI 良い未来が来るよって。 そんなにワクワクしないなぁ。同じ場所にいて同じ空気を吸ってる感覚は、メタバースが進化しても到達しないと感覚的に思う。

  • 山本真一郎

    読了。ジャーナリスト佐々木俊尚氏の良書。GAFAMを始めとしたビッグテックによって加速度的に進化していくテクノロジーとAI。それはプラットフォームとネットワーク効果による「支配」であって今後一般庶民はそこに隷従するしかない様に見える中、「支配」から逃れて「自由」を獲得する術はあるのかを模索していく。鍵になるものとして「トークンエコノミー」「自動運転車」「メタバース」を挙げている。人間が本能的に持っている承認欲求や「都市」の存在意義等も含めて、非常に読み応えのある内容で色々と勉強になった。今後の作品も期待。

  • gokuri

    22年12月の書下ろし。 自由をもとめてインターネット社会に期待した人々は、プラットフォーマの成長により、「支配と従属」の現実にあまんじているという論説はそのとおりだと思う。 そうした歴史的経緯からみても、WEB3、メタバースあるいはブロックチェーン技術が「関係と承認」の世界へ導いてくれると期待するのは、あまりに楽観的なのでは? AIの課題や、メタバースの可能性、自動運転の未来など、将来の予想図も多く語られている読者にはやさしい本です。

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