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ふしぎの国のバード 6 ハルタコミックス

佐々大河

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784047357396
ISBN 10 : 4047357391
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2019
Japan

Content Description

北海道を目指し、陸路で旅を進める英国人冒険家のイザベラ・バード。
ついに東北地方へ踏み入った一行は、
日本古来の紙梳きや、火消し、葬式を体験することになるのだった!

激動の東北編スタート!
外国人冒険家と往く、日本。第6巻!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yoshida

    6巻では日本人のものの見方や、現代まで続く民族性にも言及し興味深い内容となった。史実では確かバードは当時40代後半。また、朝鮮や中国にも旅をする筈なのでギャップはある。それでも日本奥地紀行を漫画化し、世に知らしめた本作の功績は大きいと思う。火事の被害と復旧の早さ。一喜一憂しない当時の世相は、物質が豊かになった現代とはまた違うものを感じる。ただ、困難な状況や滅びを淡々と受け入れる姿を評するバードの言葉は、その後の日本の敗戦や、東日本大震災の被災等への日本民族の達観と言おうか、諦感と言うものを感じた。良作。

  • アルピニア

    今回描かれたのは、院内での医師小林との出会い、十文字の紙漉き、湯沢の火事、六郷の葬儀。葬儀のしきたりなど今はもうなくなっているかもしれない。バード女史のことば「私が探りたいのはね、技術が昔のままだった背景にある 人々の考え方についてなのよ。(中略)文明の深淵のような 価値観の話だと思うんです」が深い。これこそ、彼女を冒険に掻き立てる想いなのだろう。小林の言葉が伊藤の気持ちを揺り動かす。この先、旅を続けることができるのか・・。

  • なっぱaaua

    今巻も面白かった。秋田県を巡る旅。脚気、火事、紙漉き、葬儀と当時の文化と風習を知る。脚気、当時はビタミンB1の欠乏なんて分からなかったもの。伝染病と言われる程、当時大流行して恐れられていたのよね。和紙は日本の誇れる文化だったということ。これは嬉しい。葬儀の話は、今でも葬式のしきたりは面倒だけど、当時こんなにもやる事があったとは。葬儀屋さんの有難みが分かります。「辛いこと程笑って話すのがこの国の礼儀作法」か、ここまで強く残ってないけど、今の日本にも多少あるかもな。小林さんはこの後の展開の鍵になるかな?

  • るぴん

    レンタル。紙漉き体験や火事や葬儀まで、バードさんの体当たりな旅は続く。小林先生、面白いなぁ!バードさんがどうしても今回蝦夷地まで行きたがる理由は…。そうだったのかぁ。何となくバードさんに魅かれていた伊藤もショックだよね。

  • まめむめも

    初読。火事、紙漉き、お葬式。当時の日本人の中に、異人を差別せず日常を見せてくれた人がいたから、回り回ってこうして昔の日本人の生活を今の我々が見ることができる。嬉しい。

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