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国体とデモクラシー 密造される共和主義

住友陽文

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784908672804
ISBN 10 : 4908672806
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「近代国家」として成立したにもかかわらず、日本はなぜ天皇制という君主制を採用したのか。また君主制にもかかわらず、君民一体という共和主義的志向性が密かに湧出されてくるのはなぜか。天皇制とデモクラシーはどう調和できるのか。無政府主義者・幸徳秋水や大正期を代表するデモクラットの吉野作造と代議制への批判者であった上杉慎吉、さらに戦後の中曽根康弘の共和主義思想までを分析しつつ、日本にとって国体とは何か、なぜそれが天皇と人民との人格どうしの法外の結びつきとして求められ続けなければならなかったのかを考察する。

【著者紹介】
住友陽文 : 関西大学文学部史学地理学科卒業、関西大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。現在、大阪公立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • イボンヌ

    参政党や日本保守党が登場してきて、これから国体というものが再び議論されるようになるのでしょうか。 手元に置いて読み返したい一冊です。

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