Product Details
ISBN 10 : 448007239X
Content Description
人生の最終段階においては、医療の選択をするのが難しい。最先端の治療が必ずしも患者本人の価値観に沿うとは限らないからだ。ゆえに、家族も悩み、揺れる。患者を大切に思うからこそ、ケアの現場は混乱を深めることになる。本書では、日本老年医学会で臨床倫理を牽引する著者が、医療・ケアの現場を丹念に調査し、医療者、患者、家族の苦悩をすくいあげ、人生の最終段階における医療はどうあるべきか、その考え方を示す。老年医学と臨床倫理の知見を踏まえつつ、超高齢社会における医療とケアの役割を整理する。
目次 : 第1章 食べることができなくなったら―人工的水分・栄養補給法の課題/ 第2章 胃ろうが意味すること/ 第3章 混乱からガイドライン策定へ/ 第4章 医療とケアの選択―どのように意思決定を支援すべきか/ 第5章 いのちをどう考えるべきか/ 第6章 事前指示からアドバンス・ケア・プランニングへ/ 第7章 フレイルの知見を臨床に活かす/ 第8章 終末期医療とエンドオブライフ・ケアの違い/ 第9章 尊厳死・安楽死問題とは何か
【著者紹介】
会田薫子 : 東京大学大学院医学系研究科健康科学専攻博士課程修了(保健学博士)。ハーバード大学メディカル・スクール医療倫理プログラムフェローを経て、東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター上廣講座特任教授。専門は臨床倫理学、臨床死生学、医療社会学。エンドオブライフ・ケア領域においてフロンティアを拓いてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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v&b
読了日:2020/10/08
かめかめ
読了日:2019/12/09
Shiroshi Sato
読了日:2022/03/15
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読了日:2021/10/12
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読了日:2019/08/30
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