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ISBN 10 : 404082458X
Content Description
ロシアによる2014年のクリミア併合、そしてウクライナ侵攻以降、核軍縮の流れは一気に転換した。日本国内でも突然「核共有」という語が飛び交うようになっている。もし核を持ち込ませることになれば、非核三原則からの大転換となるが、そもそも日本の安全保障に資するのか。時に身の危険を覚えながら取材してきた著者が、核に振り回される世界の今を読み解く。国際政治のもう一つの流れが見えてくる。
目次 : 第1章 核共有は日本の安全保障を本当に高めるのか/ 第2章 核軍縮の流れは断ち切られた/ 第3章 ロシアの弱さが核に向かわせる/ 第4章 核の闇市場を探る/ 第5章 日本を脅かす核保有国の現在地/ 第6章 原発も「復権」
【著者紹介】
会川晴之 : 1959年、東京都生まれ。毎日新聞社編集編成局専門編集委員。北海道大学卒業後、外航海運会社を経て、87年毎日新聞社入社。東京本社経済部、政治部、外信部、ウィーン特派員、欧州総局長(ロンドン)、北米総局長(ワシントン)などを歴任。日米政府が共同で進めたモンゴルへの核廃棄物計画の特報で2011年度のボーン・上田記念国際記者賞、連載「核回廊を歩く 日本編」で16年科学ジャーナリスト賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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