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ISBN 10 : 432610337X
Content Description
「宗教的なもの」と「世俗的なもの」の再編の諸相。「ポスト世俗」時代の「世俗」「無宗教」「無神論」の意味合いを、地域ごとの特性とともに明らかにし、世俗の時代を支えてきた「人間」概念を問い直す。
目次 : 総論 西洋における宗教と世俗の変容―世俗の新展開と「人間」の変貌/ 各論(第1部 世俗主義と諸相と「宗教」のゆくえ(アランの幸福論とヴェイユの不幸論―世俗と宗教は糾える縄の如し/ 「宗教化」する無宗教―アメリカ合衆国のポスト世俗/ ソ連時代のライシテと「戦術」としての宗教実践/ シオニズムとイスラエルにおける世俗主義と宗教復興)/ 第2部 「人間」概念の揺らぎと「宗教/世俗」の再編(キリスト教の緑化?―ドイツの教会の動向から/ 誰が世界の終わりに向き合うのか―人新世を生き抜く/ 黒人神学とフェミニスト神学をつなぐ・ひらく―パウリ・マリーの思想と運動/ ポストヒューマンとAI少女―イシグロの『クララとお日さま』))
【著者紹介】
伊達聖伸 : 1975年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授。専門は宗教学、フランス語圏地域研究
木村護郎クリストフ : 1974年生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科教授、同大学院国際関係論専攻教員。専門は言語社会学、ドイツ社会研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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