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一万円札になった男 劇画 渋沢栄一伝

伊賀和洋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801305076
ISBN 10 : 4801305075
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2021
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 望月衣塑子そっくりおじさん・寺

    まるで邱永漢の本や『漫画与沢翼物語』みたいな表紙だが、今年のNHK大河『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一の漫画伝記である。私はこの漫画を描いた伊賀和洋さんの絵が好きで、小池一夫原作の『男弐』(特に土方歳三パート)や、実話系の漫画誌に載っているものを愛している。絵のタッチが好きである。時々、芳年の浮世絵みたいな構図を感じたりして良いのだ。本書は渋沢栄一の少年時代や幕末期にページが割かれ過ぎ、維新後がいささか駆け足なのだが、それでも良い本である。大河ドラマも今のところ名作で嬉しい。この角度の幕末もあるのだ。

  • nbhd

    劇画の画力がハンパなく、雄々迫力のある一冊。渋沢さんの核となる人生の断片を、歴史的事実よりも「情動」に忠実に描いていて、子ども向け学習漫画と一線を画している。とりわけ、欧州フランスへの旅路の途中、寄港した英領香港で、牛馬のような扱いを受ける被支配民の姿をかいまみるシーンは心に残った。渋沢さんの鉄板エピソードの一つ、大隈重信による官僚抜擢の強圧説得はやはり面白い。知識不足を理由に官僚仕えを固辞する渋沢さんに対し、大隈は「新政府で仕事の知識を十分に持つ者などいない!」と言い放つ。歴史を動かした一言だと思う。

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