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色弱が世界を変える カラ-ユニバ-サルデザイン最前線

伊賀公一

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784778312541
ISBN 10 : 4778312546
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2011
Japan

Content Description

街の色が変わり始めた…。国内320万人、男性20人に1人は色弱者。自らも色弱者で、カラーユニバーサルデザイン機構の理事を務める著者が贈る、社会デザイン/多様性のあり方に対するヒントに満ちた書。

【著者紹介】
伊賀公一 : 1955年生まれ。早稲田大学社会科学部中退。先天性の色弱者(P型強度)。1級カラーコーディネータ(商品色彩)。専門分野は社会システム理論・色彩学・視覚情報デザイン・情報通信。日本色彩学会正会員。NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構「CUDO」理事。ソラノイロ代表。幼児期より他人との色覚の差に興味を持つ。大学在学中にITの開く未来に目覚め中退。建設会社、コンピュータ会社役員、ITベンチャー役員等を経てNPO法人CUDO設立に参画。1級カラーコーディネータ合格をきっかけに脱サラ。CUDO専属テクニカルアドバイザーとして講演・セミナー、コンサルタントなどを引き受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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デザイナーや広告代理店の人々はもちろん、...

投稿日:2011/06/08 (水)

デザイナーや広告代理店の人々はもちろん、会社の経営者や自治体の職員の人たちも、この本を読むと良いと思う。これからの商品開発や自治体の配布物はカラーユニバーサルデザインが必須になる。この本は色弱についてわかりやすく解説されているだけでなく、著者の伊賀公一氏の半生を綴った自伝でもある。何よりも色の見え方と不自由さについて、具体的な事例がたくさん出てくるのが良い。これまでにも技術書や論文はいくつか書かれているが、このような実際の生活に即した本はなかったのではないだろうか。コンピューターやモニターの進歩により、やっと「どう対応すれば良いのか」という道筋が見えるようになった。デザイナーの中にはカラーユニバーサルデザインを「制約」として嫌う人もいるようだが、むしろ「デザインの意味や価値を変えていく」「企業姿勢をアピールする」チャンスと捉える方が良いのではないかと思う。

colourmeister さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #説明歌 少しづつ見えかた配慮した設計カラーユニバーサルデザインで

  • Kavi

    UDC資格を取得済。さらなる知識を求めてUDCの本を探していて、この本に出合う。著者本人が色弱者で、本人の体験談を交えて、どう見えるのか、どう困るのかが具体的な例をもって紹介されているのでとても分かりやすい。黒と赤が類似して見えるということは、注意点を赤字にしたり、目立たせたいところを赤字にしたりしていたが、それが分かりづらい表現だったことが今さらにして気づく。目から鱗な話が多く、さっそくUDC関連の本を注文した。企画書の書き方ひとつとっても、改める点がたくさんあるわ。

  • めー

    作者が自分の色の見え方、生活の中でのエピソードを、苦労した経験も含めて淡々と、かつ楽しく書いていたのでとても興味深く読めた。男性の20人に一人は色弱という事に衝撃を受けた。仕事や様々な場所で自分が選ぶ色を改めて見直すきっかけとなった。

  • takao

    色弱だが1級カラーコーディネーター。

  • きぐるみ

    ウェブデザインについての授業を受けた中で、色のユニバーサルデザインについての話を聞く機会がありそれからずっと引っ掛かっていたので読んでみた。どんなものかよく分からなかった色弱がぐっと身近なものに感じられた。誰かに任せきりにせず、Webサイトや公式の書類など何か作るときには、色弱者のことも意識することが大切だと思った。色弱者にも分かりやすく作られた路線図は、C型の私にも見やすい鮮やかな色合いで良いと思う。

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