伊藤詩織 (ジャーナリスト)

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Black Box 文春文庫

伊藤詩織 (ジャーナリスト)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167918484
ISBN 10 : 416791848X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「そうは言ってもあなたも悪かったんじゃないの?」社会システムの隅々まではびこる性暴力被害者への偏見。立ち上がり闘う魂の記録。

【著者紹介】
伊藤詩織 : 1989年生まれ。映像ジャーナリスト。BBC、アルジャジーラ、エコノミストなど、主に海外メディアで映像ニュースやドキュメンタリーを発信。国際的メディアコンクールNew York Festivals 2018では制作したドキュメンタリー『Lonely Death』(CNA)と『Racing in Cocaine Valley』(アルジャジーラ)が2部門で銀賞を受賞。『Black Box』は初の著書で、第7回自由報道協会賞大賞を受賞、10ヵ国/地域で翻訳される。2019年ニューズウィーク日本版の「世界が尊敬する日本人100」、2020年米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ばんだねいっぺい

    報道が出て深く知りたくなり、読書をしたら、いろいろと絶句。問題の夜の後のメールの文のおぞましさには、下手なスリラーよりも鳥肌が立った。彼女の問題意識は、加害者のみならず、加害者を容認するような社会そのものなんだと思ったし、そう思うのは、当然だと思った。ディテールを知ることは大事だと噛み締めた。

  • しんすけ

    性被害事件が表面化するのは僅かでしかないという。 被害者が公表を嫌うこともあるが、救済手段が少なく訴える手段が限られ、とくに日本はそれが劣悪だという。 訴えることができても、かなり強い意志を持っていなければ、最後まで闘うこともできない。 伊藤詩織は、その意志を貫いた人だといえる。しかし、最初からそうではなく、現実の不合理を味わいながら、自分を育てたに違いない。 加害者の山口敬之は、官邸の保護下にあり裁かれているとは言いがたい。 これが日本の現状況だと知るためにも、多くの若い女性が手に取るべき本だと思う。

  • えりまき

    2024(349)「自由思考」関連。伊藤さんの告発本。警察に相談しても「よくある話だし、難しいですよ」って・・・怒りしかない!自身の行動を正当化する加害者。男性優位社会。「大切な人を同じような目に遭わせたくない」その前に、無自覚な加害者や犯罪のない社会を望みます。

  • Pure

    著者はどれだけ痛みに耐えこの本を書いたのだろう?「疑わしきは被告人の利益に」「無罪の推定」等の原則を崩すわけにはいかない。基本、性交は秘事で、その同意の有無を証拠に基づいて明確に認定するのは困難を伴うのも確か。それにしても本件の逮捕が中止され、不起訴相当の検察審査会の判断は解せない。映画「Black Box Diaries」が日本で公開されることを望みます。証拠映像を映画に使用したことが問題になっていますが、なんとかクリアにならないかな?変な圧力がかからないことを願います。

  • かめぴ

    サスペンスフルな小説、と思い読み始めた自分を殴りたい。あの人じゃない⁈ ニュースにもなったあの事件…他人事だと、これを小説だと思い手に取る行為が怖い。法改正って、アッサリ通るのも有れば、どう議論しても未だスタートランにも立てないのってあるよなぁなんて思いつつ、最後まで読むが胸が痛い。やり切れなさも。

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