Books

陸軍中野学校外伝 蒋介石暗殺命令を受けた男

伊藤祐靖

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758414531
ISBN 10 : 475841453X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan

Content Description

士族の家に生まれ、8歳でニトログリセリンを自製。陸軍中野学校の課題を次々とクリアし、教範を作成し直させた異才は、〓介石暗殺命令を受けるが…。特殊戦に生きる者の心情と歴史の闇を描く、迫真ドキュメント・ノベル。

目次 : 1章 震災と恐慌からの復興(律義者の子だくさん―一九三一年(昭和六年)/ ドジョウ―一九三三年(昭和八年)/ ニトログリセリン―一九三五年(昭和十年)/ 青年将校―一九三五年(昭和十年)/ 七戸南部家―一九三六年(昭和十一年))/ 2章 軍靴の響き(二・二六事件―一九三六年(昭和十一年)/ 盗伐―一九三七年(昭和十二年)/ 国家総動員法―一九三八年(昭和十三年)/ ヒグマ―一九四〇年(昭和十五年))/ 3章 大東亜共栄圏(真珠湾攻撃―一九四一年(昭和十六年)/ ドーリットル空襲―一九四二年(昭和十七年)/ 陸軍予科士官学校―一九四四年(昭和十九年)/ 中野での生活―一九四四年(昭和十九年)/ 暗殺命令―一九四四年(昭和十九年)/ 軍籍剥奪―一九四四年(昭和十九年)/ 田町駅―一九四五年(昭和二十年)/ 汝臣民それ克く朕が意を体せよ)/ 4章 占領と混乱(もく拾いの元締め―一九四五年(昭和二十年)/ 用心棒―一九四六年(昭和二十一年))/ 5章 技術立国(第1回公開競争試験―一九四七年(昭和二十二年)/ 給与2課―一九四八年(昭和二十三年)/ / 戦後賠償会議―一九五一年(昭和二十六年)/ 摘発―一九五二年(昭和二十七年)/ 転勤―一九五三年(昭和二十八年)/ 技術立国―一九五三年(昭和二十八年)/ 聡子―一九六一年(昭和三十六年)/ 筑波研究学園都市―一九六八年(昭和四十三年))

【著者紹介】
伊藤祐靖 : 昭和39(1964)年東京都生まれ。日本体育大学卒業後、海上自衛隊入隊。防衛大学校指導教官、護衛艦「たちかぜ」砲術長を経て、イージス艦「みょうこう」航海長在任中の1999年に能登沖不審船事案に遭遇。これをきっかけに全自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊「特別警備隊」の創隊に携わった。2007年、2等海佐のときに退官。拠点を海外に移し、各国の警察、軍隊などで訓練指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • はじめさん

    現在の日本の防諜を司る公安警察。中央で選抜された公安マンを研修するサクラだかチヨダだかの機関の前身とされる、日本のスパイ養成機関・陸軍中野学校。著者の父である、伊藤均の少年期からから学校での訓練、敗戦後の生活を描く。/ 戦後の混乱期を、その特殊能力で生き抜き、ずっと軍属のままでいた殺人マシーン的な同期や後輩と殺し合う、というのはフィクションでたまに見る設定であるが、愚連隊を率いる男のボディガードから若い衆への戦闘訓練顧問とか、戦後編が面白かった。/ 北の将軍家御家騒動で猛毒神経ガスとか特殊部隊は恐ろしや…

  • newman

    確かに外伝と言えば外伝。中野学校について少し詳しく教えてもらえると思ったが、そこは期待外れ。著者のお父さんの話。蒋介石暗殺命令を受けた男という副題からはだいぶずれているかも。また、蒋介石が亡くなるまで銃の訓練を続けていたとあるがそんなことが可能だったのだろうかとも考えた。それでも、お父さんは頭が柔軟でどんな環境にあっても活躍できる人間だったんだなと感心した。面白かった。

  • とんでもない男がいたものだ。こういう男がまだこの国にいるのであれば希望があるのだが。

  • ぽぽしゃん

    この人の本はとにかくはっとさせられます。 戦前、戦中、戦後の時代を生きた異能の主人公が貫いたものは日本人としての道でした。驚きの連続で読み進めながらも、はっとさせられることが多く、ドキドキしましたが読後感は爽やかです。 日本人として生きる道を明るく照らしてくれる希望に満ちた本です。読んで良かったおすすめの一冊です。

  • ころまる

    中野学校のことや受けた命令について書かれているかと思ったのですが、著者の父親の人生をなぞっていくものでした。期待していた内容ではなかったけれど、とても面白かったです。まさにあの時代に求められていた才能を持った人材だったのではないかと思います。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items