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「宇宙の音楽」を聴く 指揮者の思考法 光文社新書

伊藤玲阿奈

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334045067
ISBN 10 : 4334045065
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan

Content Description

音楽の殿堂・カーネギーホールの舞台から大学院の二浪まで、大統領との会見から興行詐欺被害まで―。20歳を過ぎて音楽家への道を選び、ニューヨークで戦ってきた指揮者が、自らの経験をもとに激しく変化する時代を生きるためのヒントを綴る。

目次 : 大いなる宇宙は奏でる/ 第1部(言葉は神とともに/ 思考するは我にあり)/ 第2部(近代世界をおおう光/ 光の影にひそむもの)/ 第3部(“自分”は存在しない/ 「宇宙の音楽」を聴く)

【著者紹介】
伊藤玲阿奈 : 1979年、福岡県生まれ。指揮者。ジョージ・ワシントン大学国際関係学部を卒業するも、音楽家になることを決意。ジュリアード音楽院とマネス音楽院の夜間課程にて学び、アーロン・コープランド音楽院で修士号を取得。2008年、ニューヨークにてプロデビュー。以後、カーネギーホールなど世界各地で指揮しつつ、政府や国際組織との音楽イベントもプロデュース。’14年、「アメリカ賞」(プロオーケストラ指揮部門)を日本人初の受賞。武蔵野学院大学スペシャル・アカデミック・フェロー。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • なおみ

    東西の哲学、歴史、宗教を学び、分析する勤勉さに驚嘆する。音楽というより、生き方、考え方の軸をどう作っていくか、作者自身が模索する行程と1つの結論『宇宙の音楽を聴く』状態。歴史的に東西いずれにも『宇宙の音楽』が存在したにも関わらず、全く逆のものを指していた。西洋では計算し尽くして論理的に実証されるもの。東洋では無我の境地で感じ取るもの。作者の唱える『宇宙の音楽』はそのバランスをとった先にあるもの…かな?

  • 乱読家 護る会支持!

    「宇宙の音楽」とは「宇宙に満ち溢れている聞こえない音楽」。どの文明でも、「宇宙の音楽」への信念を持っていたが、西洋と東洋とでは、「宇宙の音楽」へのアプローチが大きく異なる。 そして、本書のテーマは「柔軟な思考OSへと自分を変革」すること。我々が西洋の思考OSに縛られていることに気づき、東洋の思考OSを紹介しながら、柔軟な思考OSを目指すのが、本書の目的。 オーケストラの指揮者である著者が、たくさん盛り込みすぎて、、、読者にはなかなか理解し難い本になりましたとさ(笑)

  • おさと

    最近の気づきがどんどんつながっていく。感謝の奥行がワンネスにつながった。またまた素晴らしい本に出会えた。ありがたい。

  • Pepe00

    指揮者の方が書いた古代から現代に至るまでの思考プロセスの変遷。 自己実現の鬼と化してレイトスターターながら、大成功を収める。と、同時に自分の理想と現実にズレが生じていることに苦悩するが東洋の思考プロセスを自己に導入させることによって本当の幸せを実感できるようになるという話。 成功が幸せに直結しているわけではないこと。 それが生まれてからの思考プロセスに支配されているというのはとても面白かった。きっとこの本に出会わなければ、この根本的な違いには気づかなかっただろうと思う。

  • fiddler05

    なんと20歳をすぎてから、音大〜大学院で指揮を学び国際的な指揮者として活躍している著者が音楽を例として、西洋的な考えがもつあらゆる人にわかりやすい合理性が世界の標準として受け入れられる一方でその考えがもたらしたジレンマをどのように受け入れ、解消していくのかを分かりやすく述べている、哲学書としても読める著作である

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