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軍閥興亡史 第3巻 光人社nf文庫 新装版

伊藤正徳 (Book)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769829904
ISBN 10 : 4769829906
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

十九万人が戦死、九十五万人が傷つき病み、七十五万人が中国の戦野に呻吟する昭和十六年、陸軍は新たに米英を敵とする大戦争に国運を賭けようとした。日中戦争の収拾、日独軍事同盟、南部仏印進駐を軸に、陸軍中堅の専横と日米外交に専念する東條首相の苦悩を綴り、陸軍が政治を支配した動乱昭和の落日を描く。

目次 : 亡国戦争の発端/ 長期戦の泥沼/ 台児荘から徐州へ/ 宇垣の和平工作崩さる/ 漢口作戦/ ノモンハンおよび南寧作戦/ 汪兆銘工作前後/ 日独同盟の速成/ 北部仏印進駐/ 日米交渉開始さる/ 噫々南部仏印進駐/ 近衛の熱誠通ぜず/ 東條和平に転ず/ ついに破局

【著者紹介】
伊藤正徳 : 明治22年、茨城県水戸市に生まれる。大正2年、慶応大学理財科を卒業。時事新報社に入社する。昭和3年、編集局長となる。その後、中部日本新聞主筆、共同通信社理事長、日本新聞協会理事長、時事新報社社長、産経時事主幹、産経新聞顧問等を歴任する。第一級の海軍記者として活躍。昭和37年4月21日歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Eiji Nanba

    ようやく第3巻読了。海軍記者も務めていた著者だけに、当時の参謀本部並びに軍令部の軍人の人物批評はなかなかに生々しい。昭和30年代に書かれた作品なので、中にはまだ存命中の人もいたんだろうなあ。

  • YAMAUCHI Yusuke

    ☆☆☆☆☆ なぜ太平洋戦争が勃発したのかというテーマは様々な解釈がある中で、この本は一つの材料を与えてくれる。 陸軍が全面撤兵を考えていた時期もあったなどの情報は新鮮だった。 全体を通して、日露戦争と日米戦争との比較が大きな軸のような。

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