Books

ファスト・ファッションはなぜ安い?

伊藤和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861871269
ISBN 10 : 4861871263
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ファッショニスタのあなたにこそ考えてほしい。ブランド商品をつくる裏側で起きていること。あなたには世界を変える力があるから。

目次 : 第1章 ファッション・レボリューション・デーに考える/ 第2章 ラナプラザの悲劇/ 第3章 ユニクロの中国委託先工場の過酷な労働/ 第4章 カンボジアの縫製工場で何が起きていたのか/ 第5章 労働環境は改善したのか―潜入調査報告書公表から一年/ 第6章 企業に求められる人権への責任/ 第7章 私たちにできること

【著者紹介】
伊藤和子 : 弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長。1994年の弁護士登録以来、女性・子どもの人権、環境訴訟、冤罪事件など国内外の人権問題にかかわって活動。ニューヨーク大学ロースクール客員研究員、ジュネーブ国連人権小委員会インターンなどを経て、国内外の人権問題の解決を求めるとともに、弁護士として女性や子どもなど困難な状況に置かれた人びとの権利擁護のために尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄

    2013年4月、バングラデシュのラナプラザビルが倒壊し、多数の死傷者が出た。そこで働いていたのはファストファッションと呼ばれる会社の下請けの縫製工場に雇われた若い女性ばかりであった。いくら残業しても月数千円しかもらえない。こんな事故が起きても大手ファストファッション会社は責任がないと主張、賠償金を支払わない。中国の農村部でも高温の窯の前で上半身裸で働く男性も。それでも倒れるという。ファストファッションのお陰で助かっている面もあるが、安いからと言って安易に買わず、また、買っても大切に着たいと思う。

  • katoyann

    バングラデシュのラナプラザ・ビル倒壊事件を入り口として、ファストファッションが作られる縫製工場の過酷な実態を訴えたドキュメント。月給8000円で働くバングラデシュ女性の苦境と一ヶ月平均145時間超の時間外労働に従事する中国の労働者の悲痛な叫びが描かれる。 著者は結びの方で「そのファッションが誰かの犠牲のうえに、アジアの女性たちの過酷な労働のうえに成り立っているとしたら、そのまま黙って着こなすのは、本当におしゃれなのでしょうか?」(111頁)と問いかける。深刻な課題である。

  • けんとまん1007

    安いものには、必ず、それなりの理由がある。今に始まったことではないが、安い人件費を求めて、企業が世界を探し回り、蠢く。その結果として、安いものが消費者の手元に届けられ、それを享受している。児童労働や過酷な環境での労働があってこその価格。もちろん、そこでの職という大きな課題もある。これを読みながら、ふと思った。子どもたちは、魚は切り身のままで海を川を泳いでいると思っている割合が小さくないということを。目の前にあることだけ。それの積み重ねが、今のこの国なのかもしれない。

  • ののまる

    だからといってその地域から外国企業が撤退すると仕事がなくなるし、服の価格を上げれば売上げが落ちるし、フェアトレード製品は最近はデザイン性もよくなってきたけど、まだまだ選択肢が狭いし、などなど、もう問題は?グルグル。

  • Hiromix

    安いものの裏には過酷な労働がある。かといって不売運動で買わない。フェアトレードしか買わないなんて事は出来ない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items