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人権は国境を越えて 岩波ジュニア新書

伊藤和子(弁護士)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784005007561
ISBN 10 : 4005007562
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「世界で最も深刻な人権侵害に苦しんでいる人々のために」。そんな夢を抱いた女性弁護士は、思い切って仲間と国際人権NGOを立ち上げる。現地で被害の実態を調査し、関係国政府に働きかけ、また被害者を励ます。東南アジア、イラク、3・11被災地、福島…と飛び回り、人権侵害をなくすためにねばり強く取り組んできた著者の報告。

目次 : 1 弁護士業務と、国際人権活動と/ 2 報道とまったく違う―アフガニスタン難民キャンプで/ 3 日本は期待されている―アメリカ留学での出会い/ 4 とにかく、国際人権団体を立ち上げよう/ 5 ビルマ(ミャンマー)―国境付近で、未来の法律家を育てる/ 6 フィリピン―調査・発表で、暗殺と闘う/ 7 カンボジア―虐殺の記憶、立ち退きと闘う/ 8 イラク―戦争後も子どもの未来が奪われている/ 9 日本にもある人権侵害―3・11後の人権状況/ エピローグ まず、知り、人に話すこと

【著者紹介】
伊藤和子 : 弁護士。国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長。ミモザの森法律事務所代表。1994年に弁護士登録以来、女性・子どもの人権、えん罪事件、環境・公害訴訟など、人権課題に関わって活動。アジアの子どもの商業的性的搾取に関する問題、イラク人質事件など、国境を越えた問題にも取り組む。2004年、ニューヨーク大学ロースクールに客員研究員として留学。2005年、ジュネーブの国連人権機関でのインターン、ニューヨークの米国人権NGOでの国際協力弁護士を経て、2006年、日本から国境を越えて世界の人権問題に取り組む国際人権NGOヒューマンライツ・ナウの立ち上げに関わり、事務局長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    テロの背景にある貧困や国土の荒廃を解決し、テロの温床にならないように国を再建することではないか。アフガニスタンの人たちを助ける英知を、この世界は持ちえないのだろうか(26頁〜)。この問いは、集団的自衛権を進める現政権にも耳の痛い問いではないか? デージー・カッター爆弾(BLU-82)は半径500メートルを一気に無酸素化し、周辺にいる人全員を一瞬にして酸素欠乏で殺害できる、という大量殺戮兵器(31頁)。民家に投下されたという。 

  • かじやん0514

    大国による人権侵害に正面から向き合うというスタンスに全面的に賛同する。このくらい分かりやすい文章が書きたい。

  • kenitirokikuti

    やはり非常にラディカルだと思う▲HRNの設立は2006.7。05年に国連改革があり、人権委員会(経済社会理事会の下)が人権理事会『国連総会の直接の下部機関)となった。委員会は年に1回だったが、理事会は年に複数回の通常会合と特別会合が持てる。2012年の経社理の決議で、HRNは特別協議資格を持つNGOとして認められる。人権委員会で発言でき、正式に討議に参加できる。また書面での声明はすべての国連加盟国に配布される。

  • gontoshi

    人権のために頑張っている人がいるはこころ強く思います。 なお、原発の被災者にていて人権侵害があるというのは 薄々気づいていましたが、ソ連時代のチェルノブイリ対応 より劣っているという事は大きな驚きです。 一般市民が声を上げて行く必要があるかと思います。

  • てくてく

    おすすめ本。人権に関心を持ち続けた弁護士が、ヒューマンライツ・ナウというNGOを立ち上げ、国内外の人権侵害に取り組んでいる様をわかりやすく説明している。自分がしたいことをずっと思い続けること、国外の人権侵害に対して他国のことだから自分と関係ないと思わないこと、人権ということを知らなければ自分の人権が侵害されていてもその侵害を単なる運の悪さと思ってしまうこと(人権教育の重要性)なども取り上げられており、とても良かった。

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