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日本の社会保障 ちくま新書

伊藤周平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480076960
ISBN 10 : 4480076964
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

生活保護、年金、医療、公衆衛生、介護保険と高齢者福祉、労災保険と雇用保険、子育て支援、障害者福祉、財源としての消費税など、その最新事情から課題まで。

【著者紹介】
伊藤周平 : 1960年山口県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。労働省(現厚生労働省)、社会保障研究所(現国立社会保障・人口問題研究所)、法政大学助教授、九州大学助教授、鹿児島大学法科大学院教授を経て、現在は鹿児島大学法文学部教授。専門は社会保障法。著書には『介護保険法と権利保障』(法律文化社、日本社会福祉学会学術賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    年金、介護、医療、労災、障害者福祉など、最新の法改正から判例、いま指摘される高額療養費などの課題まで社会保障の全体像を把握する1冊。個人ではどうしようもない状況でも最低限度の生活が維持する社会保障。生活保護とその種類、年金、医療、公衆衛生、介護保険と高齢者福祉、介護報酬減と深刻な人手不足、労災保険と雇用保険、児童福祉・保育と子育て支援などをそれぞれ解説していて、予算は有限な中で社会保障に対して現実的な判断が必要だと思いますが、著者が提案する累進課税や国際を軸とした財源はあまり現実的ではないなと感じました。

  • awe

    労働省、社人研を経て社会保障法学者となった実務家教員の書。社会保障についてその起源や歴史について簡単に触れつつ(英国の救貧法や西欧の労働者共済制度から発展)、日本における社会保障を、公的扶助、社会保険、社会福祉(障害者福祉、児童福祉等)、社会手当(児童手当等)、公衆衛生の5つに分類。それらの制度上の課題と解決策を提示し、終盤で社会保障の財源をどうするかという大きな課題を論じる、なかなかの大著となっている。◆まず公的扶助である生活保護。「いのちのとりで裁判」で話題となっているが(実務上の課題は置いておいて)

  • すのさん

    日本の社会保障制度について、生活保護、年金、介護保険、公衆衛生、保育など項目別に解説する。現行制度の問題点と筆者による提言が各制度で語られる構成でとてもわかりやすく、社会保障制度を理解するのに充分な一冊。社会保障が想定とする人間像から乖離する人間の増加、地域社会や家庭による包括制度の衰退により、福祉からこぼれ落ちる人間の存在がどの制度においても目立つ。制度の恩恵を受けられない人が、保険料のみを負担する制度は社会的観点から見て不公平であり、もはや保険料が税に近い性格を持つようになっているとも感じられる。

  • げんざえもん

    制度説明:★★★、読み易さ:★☆☆、トンガリ度:★★★ 著者は社会保障法の専門家だけあって、各制度をキッチリ解説した上で、法的不整合や違法の疑いがある条例・規則・運用を次々とあげつらっていきます。嫌みの効いた文章で、飽きることなく446ページを一気に読み切りました。およそ話題になるような社会保障の論点・問題点は、ほぼ網羅しており、某政治家のフェイク発言も「はいはい、また言ってる〜」と受け流せるようになります。著者への反論をあれこれ考えることで、非常に勉強になりました。

  • しまちゃん

    社会保障とは何か。生活保護、年金、医療、公衆衛生、介護保険と高齢者福祉、労災保険と雇用保険、児童福祉・保育と子育て支援、障害者福祉と障害児の療育、社会保障の財政などについて詳細に説明し、それぞれの問題点・課題について述べています。所得税・法人税・消費税の国税収入に占める割合の推移を見て、消費税が国の税収のトップとなり、基幹税となっている点を問題視している。大企業や高所得者の税負担(法人税・所得税負担)が軽減され、その分が消費税の負担として中低所得者の家計負担にコスト・シフトされたといえるとは・・・。

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