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最後のロマンティ-ク三島由紀夫

伊藤勝彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788509818
ISBN 10 : 4788509814
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2006
Japan

Content Description

死ぬことが怖くてしかたがなかった三島が、なぜ切腹死をしたのか。親しく付き合った哲学者が、その謎に作品の綿密な読みを通して挑み、斬新な仮説を提示。三島文学の本質に迫る1冊。

【著者紹介】
伊藤勝彦 : 1963年東京大学文学部哲学科卒業。北海道大学文学部助教授、埼玉大学教養部教授、東京女子大学教授、東京大学文学部講師、お茶の水女子大学講師などを歴任。埼玉大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • こたろー

    三島と交流のあった哲学者伊藤勝彦氏による三島論。「ザインSein」と「ゾルレンSollen」をキーワードとするありそうでなかった解釈。三島の義理堅さ、論理への嗜好、兵役逃れ、根深い終末感などから自刃へ至る道を辿る。ネイスンや澁澤龍彦らを典型としたエロティシズムと切腹とを容易く結びつけるような主張は乱暴であるとして、ましてや「(切腹の時にも)マゾヒスト特有の、苦痛の中の快楽があったはずだ」というネイスンの言説は知ることの出来ない生者の越権行為であり、死者への冒涜ですらあると痛烈に批判。哲学者らしく主張は明晰

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