Books

歌集 言霊の風

伊藤一彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784048844932
ISBN 10 : 4048844938
Format
Books
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“神話の源流”と言われる宮崎に暮らし、石牟礼道子氏が「言霊を含んだ風のよう」と感じた牧歌的な日向弁とともに生きる著者が、2018年から2022年までに詠んだ480首を収めた第十六歌集。

目次 : 1 二〇一八(空/ 母の宮/ 矢の的/ 夕茜/ 金の月光―平成の記憶から/ 不条理の花/ 水の無心/ 時雨の蛙)/ 2 二〇一九(南の古草/ 返礼/ 春光台―旭川/ 希望/ 鳥渡りくる/ 秋の庭/ 火の中に)/ 3 二〇二〇(ゲンゲン/ 睡眠の女神/ 佐土原茄子/ 切れかけ/ 中今/ 月の雫)/ 4 二〇二一〜二〇二二(アンパンマン/ みやざき今昔/ ぐいと/ 笹百合の花/ シンクロニシティ/ 里曲はづれて/ 前提/ さなきだに/ ひもすどり/ 星のごと/ 岩笛/ オウンゴール)

【著者紹介】
伊藤一彦 : 1943年宮崎市生まれ。「心の花」会員。「現代短歌 南の会」代表。若山牧水記念文学館館長。1996年歌集『海号の歌』で第47回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。2005年歌集『新月の蜜』で第10回寺山修司短歌賞受賞。2008年歌集『微笑の空』で第42回迢空賞を受賞。2010年歌集『月の夜声』で第21回齋藤茂吉短歌文学賞受賞。2013年歌集『待ち時間』で第5回小野市詩歌文学賞受賞。2015年歌集『土と人と星』、評論『若山牧水―その親和力を読む』などにより第38回現代短歌大賞受賞。2016年歌集『土と人と星』などにより第57回毎日芸術賞、第9回日本一行詩大賞受賞。2018年歌集『遠音よし遠見よし』で第33回詩歌文学館賞受賞。2019年第3回井上靖記念文化賞特別賞受賞。2022年「さなきだに」(二十八首、角川『短歌』2021年11月号発表)で第58回短歌研究賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 門哉 彗遙

    素晴らしい(当然やけど)歌が多く、付箋だらけになってしまいました。 その中から厳選して三首、書かせていただきます。 ーーーーーーーー ▼いきなりの熊蟬の声むきだしの恋のこころに夏が始まる  ▼土にゐるあふむけの蝉の白き腹天(あま)なる雨に光をもてり  ▼カーテンの裏に泊りゐし熊蝉を約束のごと朝逃したり ーーーーーーーー なぜか蟬の歌ばかりになりましたが(笑) どれもため息がでるくらい素敵です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items