自然がほほえむとき

サルをはじめカモシカ、イノシシ、クマなどのけもの、鳥、虫、そして植物…。たくさんの生きものが暮らす豊かな森を歩き続けてきたサル学者と動物写真家による絶妙のコラボレーション。美しい日本の自然を愛するすべての人たちへ贈るメッセージ。

目次 : 第１章　誇り高く生きる/ 第２章　群れるということ/ 第３章　奥深き山で/ 第４章　野生と人と/ 第５章　けものたちのドラマ/ 第６章　生きものたちの世界/ 第７章　子どもたちとともに

【著者紹介】
伊沢紘生 : １９３９年東京都に生まれる。１９６３年京都大学理学部動物学科卒業。１９６８年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。（財）日本モンキーセンター研究員、宮城教育大学教授、帝京科学大学教授などを経て、宮城教育大学名誉教授、宮城のサル調査会会長、理学博士。専門は霊長類学・自然人類学・環境教育学

松岡史朗 : １９５４年兵庫県に生まれる。１９７７年麻布獣医科大学（現麻布大学）獣医学部獣医学科卒業、獣医師。「下北半島のサル調査会」地元世話人として、下北のサルの実態生息調査などに携わる。現在、「ＮＰＯ法人ニホンザル・フィールドステーション」の事務局長。下北のサルをはじめ「いのち」を対象とした写真家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）