Product Details
ISBN 10 : 4753312275
Content Description
長年児童相談所で虐待ケースにかかわってきた筆者らが、子ども支援にかかわる人たちに向け、トラウマの最新知識とトラウマケアの具体的方法を、わかりやすい筆致でまとめる。近年注目されている、トラウマの脳と自律神経系への影響についても詳説。また、「トラウマインフォームドケア」とその実践ツールである「ARCの枠組み」について、具体例とともに述べている。日々の子ども支援に、理論的にも実践的にも活用できる1冊である。
目次 : 重いトラウマを受けた子どもの事例/ 重いトラウマの影響が及ぶ領域/ 小児期逆境体験(ACEs)/ 重いトラウマを受けた子どもの精神科診断/ 児童福祉の現場におけるトラウマ/ トラウマの脳への影響/ 「耐性の窓」とトラウマケア/ トラウマインフォームドケアの誕生/ トラウマインフォームドケア/ ARCの枠組みとは/ ARCを生活の中に組み込む1―アタッチメント/ ARCを生活の中に組み込む2―自己調整/ ARCを生活の中に組み込む3―能力、統合/ 親子グループによるARCの枠組みの実践/ 重いトラウマを受けた子どもの事例のその後
【著者紹介】
伊東ゆたか : 児童精神科医。医学博士。筑波大学医学専門学群卒業。東京女子医科大学小児科、帝京大学医学部精神神経科、ハーバード大学医学部精神科、東京都児童相談センターなどを経て、2021年まで帝京大学医学部精神神経科病院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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