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戦後日米交渉を担った男 外交官・東郷文彦の生涯

伊奈久喜

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120042867
ISBN 10 : 4120042863
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いわゆる核密約の証拠とされた極秘文書「東郷メモ」。これを書いた外交官は安保改定、沖縄返還交渉でいかなる役割を果たしたのか。日米同盟のあり方を決定づけた陰の主役を描く評伝。

【著者紹介】
伊奈久喜 : 1953年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。日本経済新聞社に入社し、政治部記者、ワシントン支局記者、政治部編集委員、論説委員、論説副委員長などを経て、現在、特別編集委員(外交・安全保障担当)。1993年よりコラム「風見鶏」の執筆を続ける。1998年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。青山学院大学、聖心女子大学、同志社大学大学院で現代国際政治論を論じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • koji

    エピローグにある外交官の信条「@Passion(情熱を持つこと)、ADedication(献身的に国に尽くすこと)、BCommitment(責任を持つこと)、CAnonymity(匿名であることの徳と意味を踏まえること)」は心に残ります。本書は東郷文彦の伝記の体裁を取りながら、日米安保等を巡る密約を縦軸に、「日米同盟とは何か」という根幹思想を横軸に展開しようとする気宇壮大な書を目指したものと言えます。読みにくい点はありますが、安保通・東郷が中国、韓国で苦労したのが皮肉で、これが今日的複雑さを物語ります。

  • おぎん

    戦後日本の位置を認識させられる。日本のマスコミの報道はあてにならない。世界からどういう位置づけで日本がいるかというのが分かる。 この人の行動は官僚のあるべき姿と思う。

  • Sanchai

    カルカッタ総領事時代の東郷氏のことを知りたくて読んだ。主題と違うので少ししか言及されてなかったが。

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