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福島ノラ牛物語(仮)原発事故を生き残った牛たち

伊坂邦雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779122958
ISBN 10 : 4779122953
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

牛は何も知らないのか?現職の獣医が描いた動物ファンタジー。

【著者紹介】
伊坂邦雄 : 1948年、東京都渋谷生まれ。福島県浪江町にある「希望の牧場・ふくしま」の獣医師。都立青山高校卒業、麻布獣医科大学(現在の麻布大学)卒業。1978年、ブラジルに渡り、サンパウロ州、パラナ州、南マットグロッソ州、ゴイヤス州にて牛の繁殖業務(人工授精、凍結精液製造、受精卵移植、体外受精卵)に33年間従事。東日本大震災の時、東京の友人の誘いを受け、2011年6月に宮城県石巻市に入り、ボランティア活動をする。12年2月、福島鳥獣保護センターに勤務、同年9月に「希望の牧場・ふくしま」にてボランティア活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    著者の伊坂邦雄氏は獣医師。現在も「希望の牧場・ふくしま」でボランティア活動を続けている。2011年3月11日の大地震に続いて起こった東京電力福島第一原発の水素爆発と放射性物質の大量流出。当然、すべての人々ばかりでなく、家畜やペットにまで被害は及んだ。本書は楢葉町の牧場で生まれた雄の肉牛「チビ太」(後にハナキル)を主人公にした、被災後の物語である。牡牛に直接語らせ、牛たちの行動を共感を籠めて描く、筆者の気持ちはよくわかるのだが、畜産農家の人たちの困惑や奪われた生活が伝わらないのではないかと懸念する。

  • *takahiro✩

    福島県民として読むのが辛い本でした。解説にあるとおり、あの忌まわしい原発事故、前例なき人災事故の責任者は今も野放しのまま。政治家と官僚の判断の間違い、利権を優先した自民党とその取り巻き経済人の悪意がもたらした復興とは程遠い12年後の今の被災地。自民党と役人、マスコミ、原発関連企業に言いたいことは山ほどありますが、もうこの国には諦めしかありません。国民のほとんどの人にとっても既に忘却の彼方の過去の出来事でしょうし…

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