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ISBN 10 : 4326154241
Content Description
幅広い内容を対象とする倫理学の問題群について、他分野の知見を取り入れながら個別に考察してきた、著者17年の思索をひとつながりに整理した、現代に必須の倫理学特論。
目次 : 1 倫理学的理論(広い往復均衡と多元主義的基礎づけ主義/ 外在主義メタ倫理学は行為の指針を与えるか/ メタ倫理学から功利主義は導けるか―ヘアによる選好功利主義導出の試みの検討/ 未確定領域功利主義―応用を意識した倫理学理論を目指して)/ 2 倫理学の自然化と社会化(普遍化可能性は進化論的に説明できるか―認知的不協和理論を用いた架橋の試み/ 道徳的人格を演じること―役割理論を背景とした動機内在主義/ ニューラルネットワークは幸せになれるか―コネクショニズムと消去主義の倫理学的含意)/ 3 倫理学的思考の広がり(倫理学理論は環境科学に貢献できるか―量的道徳ジレンマと未確定領域功利主義/ 価値論的思考実験とバーチャルリアリティ/ 感傷性の倫理学的位置づけ)
【著者紹介】
伊勢田哲治 : 1968年生まれ。1999年京都大学文学研究科博士課程単位取得退学、2001年メリーランド大学よりPh.D.(philosophy)取得。名古屋大学助教授・准教授を経て、京都大学文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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