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生物進化とは何か? 進化が生んだイビツな僕ら

伊勢武史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860644932
ISBN 10 : 486064493X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

進化を知れば「自分」がわかる!?悩める現代人のための「生物進化」入門。

目次 : 第1章 生物進化ってなんだろう?/ 第2章 進化の原動力、自然淘汰を理解しよう/ 第3章 生物進化、わかっている?わかっていない?/ 第4章 ダーウィンと生物進化の科学史/ 第5章 ドーキンスの「利己的な遺伝子」―僕ら生きもののはかない立場/ 第6章 クジャクの尾羽はなぜ長い?―性淘汰と、ランナウェイ(暴走)進化の袋小路/ 第7章 生命ってなに?なんのために存在する?―哲学・宗教と生物進化/ 第8章 おかしくも愛おしい人間のこころ―進化心理学

【著者紹介】
伊勢武史 : 1972年生まれ。京都大学フィールド科学教育研究センター准教授。ハーバード大学大学院進化・個体生物学部修了(Ph.D.)。独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)特任研究員、兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科准教授を経て、2014年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 隠者

    生物進化の入門書的な本。やっぱり生命についての勉強は学べば学ぶほど面白くなるし新しい発見も出てきて今後も常に何かしらの変化を思うとなくなることのない分野。生物進化学、宗教、美術、哲学は全て同じものを目指してるのはその通り。結局哲学は全ての学問の根源だし蔑ろにできない。何か一つだけを学ぶというのは一点突破にはなるけどどこかで壁にぶつかるし満遍なく勉強するのは大事。

  • dogresiduewp

    著者の伊勢氏はなかなか劇的なキャリアをたどっている。魚市場で働いていたところから26歳で一念発起してハーバードへ。生態学を学び45歳で京都大学の教員になったという。 本書は進化というものの本質をじっくり語る本。幾つかの俗説の否定、ドーキンスの「利己的な遺伝子」の紹介、人間の思考と感情で葛藤が生じるのは適応度の高い行動に出るよう感情を遺伝子にコードされているからなど。一番勉強になったのは性淘汰の話。自然淘汰と分けて考えられたのは良かった。自然科学者も哲学をやるといい、昔みたいにという主張も。

  • Atsumi_SAKURADA

    生物進化を一般向けに解説する…ところから、その視点でわれわれヒトを捉えるとどんな理解ができるかを説いた本です。伝統宗教や宇宙物理学の知識が「世界」を相対化するように、生物進化の理解はわれわれ自身を相対化してくれます。俗世の悩みから離れるには仏教の寺で座禅を組むのもいいですが、進化の法則に思いを馳せるのもよりお手軽で?一興です。類書であるダイアモンド『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』もおすすめです。

  • ペカソ・チャルマンチャイ

    3年振りに再読してみた。やはりいい本です。科学書としてしっかりしているのに、読み物としても非常に優れている。宗教に関しては全くの同感。というか、これほど同じ考えの人がいたのだと驚くくらいです。今後は進化について、さらに進んだ本を読んでみたいと思います。

  • ペカソ・チャルマンチャイ

    わかりやすく丁寧に書かれており、基礎知識のないほとんどの人でも理解できるのではないか。ただ、自然淘汰だけでなく、偶然による選択のことも、もっと教えてほしかったな。自分の母親が新興宗教にハマり、自身も影響を受けていたという大変なことをサラッと書かれている第七章が特に秀逸です。コラムの入り方、各章の最後のまとめなど、読者の読みやすさ、理解しやすさなど親切に考えられていて好感が持てます。

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