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本田宗一郎 やってみもせんで、何がわかる ミネルヴァ日本評伝選

伊丹敬之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623058556
ISBN 10 : 4623058557
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

徒手空拳からスタートし、ホンダという世界屈指の組織を作り上げた本田宗一郎は、今もなお求められる経営者像を体現している。本書は、大きな夢を天衣無縫に追い続けた男の人生を描き出す。

【著者紹介】
伊丹敬之 : 1945年愛知県豊橋市生まれ。1969年一橋大学商学研究科修士課程修了。1972年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了・Ph.D.。一橋大学商学部助教授、一橋大学商学部教授を経て、1994年〜96年一橋大学商学部長。現在、東京理科大学専門職大学院総合科学技術経営研究科教授・研究科長、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あすなろ@no book, no life.

    やはりカッコイイなぁと折に触れて最近のテーマとしている本田宗一郎氏の評伝を読了し終えての感想である。大好きな退き際の件、それに加え初めて知った鈴鹿工場建設の件。それ以上に感服して涙さえ出そうになった退いた後の握手の会とF1祝賀会。天草のたった5人のサービス工場にホンダ本社の人間さえ行ったことない場所へ行き、ホンダがあり自分があるのは貴方達のお陰だと油塗れの手を取り握手をしてしまう。感謝の念を示す為に上座から下座へ移り座敷に正座しありがとうと頭を下げてしまう。てしまう、書きたくなるぐらい僕は感動したのである

  • Y2K☮

    スーパーカブに憧れがある。自動遠心クラッチで片手運転が可能とは知らなかった。「ソバも元気だ、おっかさん」の広告も見事。本田宗一郎のリーダー像は高度経済成長期だからハマったが、現代ではパワハラと糾弾されかねない。でもワンマン創業者でありつつ空冷エンジンに固執する己を老害と認め、潔く身を引けるのはさすが。あとピンチの後にチャンスとはよく聞くが、ホンダの場合は大成功の次に危機襲来。斬新なアイデアの実用化を急ぎ過ぎ、後から欠陥が見つかる。車は命にかかわる。最優先は理非を見極める慎重な判断。迅速な決断はその次かと。

  • かんけー

    読了♪以前にも「定本・本田宗一郎」を読んでいるので、自分の氏に対する想いはそちらに凝縮し掲載させて貰えてます。ここでは宗一郎さんのトライ&エラーの軌跡の感想を書いてみます♪サブタイの「やってみもせんで、何がわかる」やりもしないで出来ないと言うな?と言う事。幼少の頃からヤンチャで、面白そうな物には興味津々でその性格が世界のホンダに飛躍的に♪ポンポンと呼ばれる、A型エンジン搭載の自転車バイクで(通称赤カブ)一斉風靡し、初のスクータージュノオでつまずき?最初の経営危機!然し?マン島TTレース出場を宣言して社内→

  • 手押し戦車

    物を創造して設計して形を作り出すのが技術者である。事業の目標とビジョンを創造し戦略と計画に沿った運営をやって行くのが経営者だ。起業とは事業をスタートさせる、経営は事業を永続させる、信頼出来るパートナーに対して自分の弱みと強みをはっきりさせて、技術は本田さん、お金は藤沢さんと双方の強みを最初から最大限に発揮しお互いの強みに対して絆が強く技術に対してのマーケティングの双方の歯車が上手に回っている。常に組織として権限、責任、仕事を広く与え次世代のトップマネジメントチームを育成して行く文化。お手本のマネジメント。

  • くすりん

    本田宗一郎関連3冊目。著者の目による宗一郎の生涯を通した評伝。破格の人だし、型破り伝説だけでなく公平に悪い所も載せている。歳を取ってからの老害化→自説に固執し過ぎる様になったとことか。昭和の気合いと根性論もあって、所謂パワハラ風になっていった。と言う一面もあり、楽しめた。しかしながら、総じて見ると、やっぱり破格の人。この手の人は、時間を酷使する=最高効率を求める事が、おもいきり遊ために仕事すると言うオンオフの分け方はすごい。

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