Product Details
ISBN 10 : 453232064X
Content Description
この本は、管理会計についての入門的な教科書として書かれている。ただ、類書とは構成も力点の置き方もかなり違う。その違いを一言で表現すれば、「人間が主役の管理会計」ということになろうか。だから、会計的な計算法についての解説よりも、管理会計システムが生み出すデータが企業の現場の人々の行動にもたらす歪みや、管理会計システムを作る側が陥りやすい落とし穴の解説が多い。現場の人間行動を十分に了解した上で、管理会計システムは設計され、運用されなければならない。そして、それが出来ている管理会計システムには、現場の人々を動かす力がある。本書で取り上げている京セラのアメーバ組織は、その実践例だ。
目次 : 管理会計は経営システムの要/ 利益とは何なのか/ 勘定合って、銭足らず/ どの組織単位の業績を、何で測るか/ 原価計算がもたらす情報と歪み/ 事業部の利益計算はむつかしい/ 「ついつい」の資産増加を防ぐには/ アメーバ経営と時間当たり採算/ 予算管理のウソ・マコト/ 投資採算計算の方法と落とし穴/ 研究開発管理システムの「最適なゆるさ」とは?/ 多様な影響システム―管理会計を超えて/ なぜ人は測定されると行動を変えるのか/ 会計を武器にする経営
【著者紹介】
伊丹敬之 : 東京理科大学大学院イノベーション研究科教授。1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(PhD)。その後一橋大学商学部で教鞭をとり、85年教授。この間スタンフォード大学客員准教授等を務める
青木康晴 : 成城大学経済学部准教授。2004年一橋大学商学部卒業、09年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。名古屋商科大学専任講師を経て、12年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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はち
読了日:2016/10/19
奈良 楓
読了日:2016/08/13
YKB
読了日:2021/08/10
ちきゅう
読了日:2021/03/17
ishicoro
読了日:2020/03/06
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