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おとなりの晴明さん 第三集 -陰陽師は夏の星を祝う-メディアワークス文庫

仲町六絵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049121162
ISBN 10 : 4049121166
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

桃花の家の隣にはあの陰陽師・安倍晴明が住んでいる。お隣に住む晴明さんは桃花と共に浴衣をまとい、今日も休暇を満喫中。そんな二人の京の夏は、光ゆらめく夜祭りを楽しみながら過ぎていき―謎めく奈良の祇園祭、河童達の保津川下り、訪れた台北で桃花が出会う不思議な女の子。小さな試練を越えて桃花が誕生日を迎えた頃、“五山の送り火”に中止の危機が訪れる。鍵を握るのは室町時代に活躍したある姫君で…成長する桃花と見守る晴明さんの、夏が終わる―。

【著者紹介】
仲町六絵 : 2010年『典医の女房』で、短編ながら第17回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞。受賞作を大幅加筆した『霧こそ闇の』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スズ

    京都の祇園祭、河童の川下り、台湾旅行、五山の送り火等、初めての京都の夏を満喫する桃花の笑顔と頑張りが眩しい第3巻。奈良の祇園祭や応仁の乱の火種を生み出した悪女と伝えられることの多い日野富子の真実等、歴史好き人間としては好奇心を刺激される話が多くて満足。桃花も遂にからくさ図書館に来館し、晴明との時間を忘れたくないと篁の記憶改竄を拒んだ桃花とどこか安心したように笑みを零す篁の二人が印象的。冥官達の井戸端会議にも馴染む桃花を見ていると、将来的に冥官として晴明と共にお仕事をする未来をついつい思い浮かべてしまいます

  • カメ吉

    シリーズ第3作目ですが今回は海外(台湾)にまで舞台がとびました。メインは京都ですが奈良、大津、亀岡など結構京都市外が多かった。桃花と晴明に恋愛関係は無さそうなんでソッチ方面は面白味がないのは残念ですが個人的には滋賀のよく知る地名やお寺が出てきて嬉しかったです。次も楽しみです。

  • 佐島楓

    桃花は、晴明のことのみを見つめている。立場があるので応えてやることはできないだろうが、晴明が今後彼女の気持ちにどう対応するのかが焦点となるのだろう。フクロウに変化してみたいものだ。台湾編もよかった。

  • よっち

    謎めく奈良の祇園祭、河童達の威信を賭けた保津川下り、初めて訪れた台北で桃花に迫る赤いシャツの女の子。小さな試練を越えて桃花が誕生日を迎えた頃、五山の送り火に中止の危機が訪れる第三弾。今回は台湾も舞台になりましたが、明るく前向きな桃花とそれを優しく見守る晴明さんの距離感が相変わらずいいですね。世界観が繋がっている図書館の彼らや気になっていた奈良町の陰陽師と幼馴染コンビの登場は嬉しかったです。思わぬ繋がりからの富子姫登場には驚きましたが、桃花と晴明さんの関係が今後どうなってゆくのか気になるところではあります。

  • 活字スキー

    現世でのんびり休暇中の晴明さんと過ごす夏休み。京都、奈良、滋賀、そして初めての海外旅行で台湾にも。人と人ならざる者たちの文化と歴史に優しく寄り添うシリーズ3巻。『からくさ図書館〜』以来のファンだが、今回もはんなりほんわかまったり癒されるとともに京都行きたい欲がもりもり湧いちゃう。晴明さんの隣で暮らすことにはすっかり慣れた桃花も、季節が巡るごとに越し方を振り返ったり、漠とした将来を思ったり、「変わらないものなどない」という現実と向き合うことが増えてきたような。

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