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ISBN 10 : 4140886277
Content Description
現代哲学―主として二〇世紀後半以後の哲学には、どこにどういう問いがあり、誰によって何が議論されているのか?本書は現代哲学における最もホットな5つのテーマ―正義論・承認論・自然主義・心の哲学・新しい実在論の議論を整理し、そのエッセンスを解説。ロールズ、サンデルからサール、デネット、マルクス・ガブリエルまで。変貌する哲学の見取り図を示す、本格的哲学入門。
目次 : 第1章 正義論―公正な社会はいかにして根拠づけられるか?(ロールズの『正義論』は何が画期的だったのか/ 戦後リベラルからの期待 ほか)/ 第2章 承認論―我々はどのように「他者」と認め合えるか?(「承認」をめぐる問題/ 主体の条件としての承認 ほか)/ 第3章 自然主義―自由意志は幻想にすぎないのか?(人間の行動に固有の法則はあるか/ 人間固有の意志や行為の選択原理をどう明らかにするか? ほか)/ 第4章 心の哲学―「心」はどこまで説明可能か?(「心の哲学」とは何か?/ 物理主義の元祖としてのラッセル ほか)/ 第5章 新しい実在論―存在することをなぜ問い直すのか?(「ポストモダン」以後の実在論/ カント以来の「相関主義」の克服 ほか)/ 各章のテーマをもう少しだけ掘り下げて学ぶためのブックガイド
【著者紹介】
仲正昌樹 : 1963年広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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