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ISBN 10 : 4861824559
Content Description
高校の政経や大学の法学概論で習う「近代法」の理念的骨格を作った、ルソーの「一般意志論」、ベッカリーアの「人民の合意に基づく罪刑法定主義論」、カントの「公民的秩序論」という原点に遡りながら学ぶ、私たちの社会を根底から規定する“法”の原点。
目次 : 第1部 なぜ、社会契約を知らなければいけないのか?―ルソー『社会契約論』を読む(私たちの「社会」をつくるものとは何か?―“社会契約”という発想/ とっても便利な「一般意志」!―秩序と自由は両立可能か?)/ 第2部 罪と罰、そして刑法の根本を知る―ベッカリーア『犯罪と刑罰』を読む(社会契約から刑法へ/ 思想としての刑法)/ 第3部 法と自由の根本を知るために―カント「啓蒙とは何か」「世界公民的見地における一般史の構想」「理想と実践」を読む(世界史のなかで“自由”を考えてみる!/ 現実の世界では「自由」と「法」は両立するのか?)
【著者紹介】
仲正昌樹 : 1963年広島生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、西洋古典研究、法哲学、政治思想史。分かりやすく古典を読み解くことで定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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