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工学部ヒラノ教授の徘徊老人日記

今野浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791772605
ISBN 10 : 4791772601
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
今野浩 ,  

Content Description

独居老人の日常は想像以上にスリリング。今日はいったい何が起こるのか―かなしいエピソードも、その軽妙な語り口にかかると、なぜかクスッと笑えてしまう。介護認定をめぐるあれこれ、ふしぎな日常会話の数々、あたらしい終の棲家さがし、そして友との別れ。悲喜こもごものリアルな日々のできごとを赤裸々に綴る。

目次 : ウォーカホーリック老人/ 劣化御三家/ 男性卒業/ 介護予防施設/ 初めての主治医/ 介護施設探し再び/ 大学小説家を目指して/ 情報弱者の動揺/ 日本国の大失敗/ ヒラノ教授とユダヤ人/ 『アメリカよ 美しく年をとれ』/ 九年目の独居生活

【著者紹介】
今野浩 : 1940年生まれ。専門はORと金融工学。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学OR学科博士課程修了。Ph.D.工学博士。筑波大学助教授、東京工業大学教授、中央大学教授、日本OR学会会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kei302

    工学部の語り部ヒラノ(ヒラの今野)教授のエッセイ。前作が最後のエッセイかと思っていたので読めて嬉しい。連れ合いと娘を同じ難病で亡くされている。白内障手術、要介護支援一獲得の策略、終のすみか探しなど、NNS(望ましい二人称の死)を迎えるための心得は、私にはまだ先のことだが役に立つ内容だった。何より、軽妙な文体が楽しい。ここ数年、小説も書き進めているとのこと。そちらも楽しみ。

  • ぽけっとももんが

    愛妻亡き後一人暮らしのヒラノ教授。要介護認定や介護予防施設など、都会の高齢者の生活がよくわかる。「金融工学」とはなんぞや、ということはwiki先生に聞いてみてもさっぱりわかりませんでした。

  • tetsubun1000mg

    工学部ヒラノ教授シリーズは、長く読み続けている。  70を過ぎて奥様と、難病の娘さんを看取って荷物を少し下すことができたようですね。 独居老人となった氏の日常をユーモアと少しシニカルに紹介されている。 介護施設や介護認定のコツなども将来参考になりそう。 後半はアメリカ留学と金融工学の研究者、日本の第一人者としての功績の自慢も少々。 でも、大学の教授レベルの自分の体調や病気の見立てはしっかりとされており、決して医師任せではないようだ。 ヒラノ先生もう1、2冊出せそうですね。

  • Ted

    '20年3月刊。○人生の終末期に身の回りや自分の身体に起きる変化や悩みごとなどが(多少の誇張があるかもしれないが)分りやすく書かれているので参考になった。特にお金に纏わる話でもぼかしたりせずに具体的な数字を書くところがこの著者らしい。家族の介護や看取り、体力の衰えなどは何となく想像がつくが、尿漏れを気にして尿漏れパッドを買う話などは(その歳まで生きてみないと)なかなか想像が及ばない。

  • Mimi Ichinohe

    面白かったです。1940年生まれの工学博士である著者の、自伝小説でした。東日本大震災でスタートして約10年のこと。「古希を迎えた頃のヒラノ教授は颯爽たる老人だった」と俳諧風に書かれていますが、本当に颯爽としていて憧れます。体調不良に悩む日常のことから、日本の政策まで、内容は多岐に渡っていて、シニア生活に向けて考えておくべきことの参考にもなりました。シリーズのほかの本も読みたいです!

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