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書物変身譚

今福龍太

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103357919
ISBN 10 : 4103357916
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

きのうは琥珀だったあすは蝶になる…。私たちの掌で、精神の内奥で、ゆたかに変身しつづける本の自徐伝。

目次 : 瓦礫と書物/ 種子のなかの書物/ 前‐書物としての「ノート」/ にもかかわらず、(書物の)生を/ 沈黙という名の書物/ 記憶の蝶よ語れ/ 本の流刑地にて/ 想像の氷山へ/ パリンプセストとしての洞窟/ 琥珀のアーカイヴ

【著者紹介】
今福龍太 : 1955年東京生まれ。文化人類学者・批評家。東京外国語大学大学院教授。2002年より遊動型の野外学舎「奄美自由大学」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • sibasiba

    書物それ自体についての本。電子化について、災害で消失する本、植物としての本、前・書物としてのノートや日記、静物画に漂う死の気配、騒音と沈黙について、情報加算的でない「書く」という行為、『1984』を無邪気に改竄改定した億面なさについて、そして琥珀のアーカイブ。ひどく肌に合う文章で、内容も刺激的だったがなんと感想を書けば良いのか。時間を置いて再読しよう。これは好きな本だ。

  • しし丸

    「書物」に携わる人、また、これからそういう仕事をしたい人は、3,456円出してでも読んだ方がいい一冊。今福龍太という恐ろしい才能と、書物という概念に触れることができる。

  • Orange

    作者の視線を通して、それまで見えなかった姿を次々と表す書物たち。文字通り、書物が変身していく。人間の知性のもつ豊穣さ、変容可能性を、書物を通じて再発見する物語。再読確定。

  • ゆずな

    大学時代のゼミの先生の本。今更ながらしっかり読んだ。全体的に難しいけど、多方向から書物を指していて構成がしっかりしたものだ。

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