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ISBN 10 : 4800305640
Content Description
前田慶次は、隆慶一郎の小説『一夢庵風流記』や原哲夫の漫画『花の慶次』で知る読者も多い。ゲームやパチンコ、スロットマシーンのキャラでも知られ、大男で秀吉公認の「天下御免の傾奇者(かぶきもの)」であったという。戦国期の旅の記録は貴重である。晩年の慶次本人が記したとされる二六日間の『道中日記』の内容は、「傾奇者」と称される彼のイメージとは程遠い。古書典籍の知識を備え、道すがら陰陽道の呪術的世界にはまる姿は、戦国武将の実像に近いはずだ。
目次 : 序章 『前田慶次道中日記』と中世東山道/ 第1章 伏見から近江路へ―自らを、東下りの貴族になぞらえ/ 第2章 美濃から木曽路へ―同行する朝鮮人父子の別れ/ 第3章 和田・碓氷の峠越え―慶次の前を行く徳川家康の一行/ 第4章 坂東の地へ―宇都宮で旅一番の歓待を受ける/ 第5章 白河の関を越えて―現世への未練と無常観を感じつつ/ 第6章 奥州街道から米沢へ―日記の謎めいた記述と陰陽道/ 終章 中世東山道の終焉と、その後の慶次
【著者紹介】
今福匡 : 1964年、神奈川県生まれ。歴史ライター。米澤直江会会員、戦国史研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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saga
読了日:2015/01/31
奈良 楓
読了日:2018/02/21
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
読了日:2015/01/05
AR読書記録
読了日:2015/03/05
美亜希
読了日:2015/06/12
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