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哲学音楽論

今田匡彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784769914938
ISBN 10 : 4769914938
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan

Content Description

目次 : 第1章 オンガクそのもの、思考そのもの(音楽と哲学/ a priori(ア・プリオリ) ほか)/ 第2章 ことばと音楽:反哲学へ(最初のことば:存在と認識の始まり/ 音楽という方向性 ほか)/ 第3章 「音楽」の外側(ことばからみた「音楽」/ 紅茶とマドレーヌ ほか)/ 第4章 最初のオンガク:サウンドスケープとサウンド・プロジェクト(音環境と騒音/ 音楽教育 ほか)/ 第5章 音楽が亡びるとき:このローファイの時代に(サウンドスケープと社会学/ 大工とラジオの話 ほか)

【著者紹介】
今田匡彦 : 1964年東京生まれ。弘前大学教育学部教授、同大学院地域社会研究科教授。専門は音楽教育学、サウンドスケープ研究。1986年国立音楽大学卒業。トヨタ財団助成による神田サウンドスケープ研究会(1986‐1988)、横浜博覧会音響計画(“大地のパイプオルガン”作曲、1989)等に参加。出版社で音楽教科書の編集(1986‐1992)に携わった後、1992年カナダ政府招聘留学。1994年サイモン・フレーザー大学大学院教育学部修士課程修了。1999年ブリティッシュ・コロンビア大学大学院教育学部博士課程修了(哲学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1959のコールマン

    ☆4.5。「さて、ことばが先か、音楽が先か、これが目下の大問題だ。実は答えがない。ひとつだけ指摘できるのは、情報収集能力(知性)とそれらの処理能力(理性)とを獲得する以前に、人には必ず生きたことばを操るための感性が必要である、ということだ。そしてどうやら音楽はその感性を司る、ということだ。もし音楽が、ロゴスにより価値づけられた<音楽>という概念としてしか存在し得ないのなら、鳴り響く空気としての音楽そのものの艶や肌理は喪失してしまう。音楽がことばによって飼いならされれば、音楽は確実に亡びる」p31

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