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戦国武将を推理する Nhk出版新書

今村翔吾

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140887172
ISBN 10 : 4140887176
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

直木賞作家が8人の戦国武将をプロファイリング!

「歴史に触れて疑問を抱く。そして自分なりに推察する。仮に物証はなくとも、行動パターン、過去の経歴、身体的特徴、さまざまなものから人物像の輪郭を限りなく鮮明にしていく。いわば、それは歴史上の人物のプロファイリングである。私は小説を書く過程において意識して、あるいは無意識でも必ずしている」

三英傑(信長、秀吉、家康)から、著作『じんかん』の主人公・松永久秀や『八本目の槍』の石田三成まで、8人の英雄たちの素顔が浮かび上がる。
彼らは何を目指し、何に賭け、何に心動かされたのか――今村流推察で解き明かす。

[本書の構成]
第1章 織田信長――合理精神の権化  
第2章 豊臣秀吉――陽キャの陰  
第3章 徳川家康――絶えざる変化の人  
第4章 武田信玄――厳しい条件をいかに生きるか  
第5章 上杉謙信――軍神の栄光と心痛  
第6章 伊達政宗――成熟への歩み  
第7章 松永久秀――なぜ梟雄とされてきたか  
第8章 石田三成――義を貫く生き方

【著者紹介】
今村翔吾 : 1984年、京都府生まれ。ダンスインストラクター、作曲家、守山市埋蔵文化財調査員を経て作家デビュー。2016年、第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞、18年、『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で第7回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞、同年、「童神」で第10回角川春樹小説賞を受賞(刊行時『童の神』と改題)。20年、『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、第8回野村胡堂文学賞、『じんかん』で第11回山田風太郎賞、21年、「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第6回吉川英治文庫賞、22年、『塞王の盾』で第166回直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 旅するランナー

    戦国武将が人生の局面で抱いた感情を推理する。対象は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗、松永久秀、石田三成という錚々たる面々。これまでの今村小説を引用しつつ語られる、彼らの人生と本音。今村さんは本当に歴史が好きなんだなぁ。これからも歴史上の人物たちの新たな姿を描いてくれると推察する。

  • いつでも母さん

    名立たる戦国武将8名を今村さんがプロファイル。出るわ出るわ8名だけじゃなくて関わる武将の名前も一杯(笑)どうしても大河ドラマや他の映像で思い入れがあったりして、その俳優さんを思い浮かべながら読んだりした次第。誰が一番好き?は置いといて(置いとくんか〜い)系図や略年表もあってフムフム有難い。それぞれの喜怒哀楽や乾坤一擲の解釈も面白い。近い将来・・大河ドラマで今村版○○を待っている。

  • パトラッシュ

    有名な戦国武将8人について、今村流の推理で謎とされる側面を分析していく。信長は燃え尽き症候群で本能寺から逃げず、秀吉は汚れ仕事をこなして出世し、家康は人質になったおかげで英才教育を受けられたとは従来にない視点だ。軍事的業績で名高い信玄や謙信だが、むしろ内政面の有能さで国を豊かにした。松永弾正や石田三成を主人公にした作品を書いたのも、有能で人間的魅力があっても不器用な生き方しかできない人物像に惹かれた故か。様々な失敗や錯誤を重ねながら明日を賭けた戦いに果敢に挑み、歴史に名を残した男たちの生き様は熱く激しい。

  • 岡本

    Kindle。歴史作家の著書による戦国武将8人のプロファイリング。基本的には生涯を辿っていくのだが、自身の作品を絡める部分などは著者と一緒に武将について語っている様で楽しく読み進められた。本書で紹介された小説も読み進めてみよう。

  • みゆ

    表紙の「直木賞作家が英雄8人をプロファイリング!」にキャッチに惹かれ手に取ったものの… 次々出て来る人名・地名・年号に頭クラクラ目が滑り、自分にはハードル高かったです( ;∀;) それにしても今村さんの歴史知識の奥深さよ、あの波乱万丈なワクワクストーリーは、こうした知識に裏打ちされているんだなぁと改めてリスペクトです。

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