Product Details
ISBN 10 : 458520282X
Content Description
記録を残し、伝えていくこと、そして、デジタルアーカイブを防災に活用することの意義。2011年の東日本大震災、2014年の豪雨による広島市の土砂災害、2016年の熊本地震…。こうした震災・災害の記憶を風化させず、同時に未来の防災に活かしていくためにも、その記録を、いかに残していくか。各種機関・企業が行なっているデジタルアーカイブの取り組みの実例を紹介。
目次 : 序論 震災・災害デジタルアーカイブの今日的意義―新しい防災文化の創生を目指して/ 第1部 震災・災害の記録を残すことの意義と目的(震災・災害アーカイブの役割と歴史的変遷と現状/ 放送局による東日本大震災アーカイブの意義―NHK東日本大震災アーカイブスを事例に/ 震災の記録を横断する―国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の意義と課題)/ 第2部 復興に向けて人々の声、地域の歴史を残す(東北からの声―口承記録デジタルアーカイブから防災・減災のためのアプリケーションへ/ 「命の軌跡」は訴える―東日本大震災、地方紙とデジタルアーカイブ/ 市民の力で地震史料をテキスト化「みんなで翻刻」)/ 第3部 未来のためのデジタルアーカイブ―震災・災害情報の利活用(災害の非可逆性とアーカイブの精神―デジタル台風・東日本大震災デジタルアーカイブ・メモリーグラフの教訓/ 歴史地震研究と日記史料有感地震データベース/ 防災科学技術研究所の災害資料とデジタルアーカイブ―自然災害資料の収集・整理・発信/ 記憶の解凍―資料の“フロー”化とコミュニケーションの創発による記憶の継承)
【著者紹介】
今村文彦 : 1961年生まれ。東北大学災害科学国際研究所教授・所長。専門は津波工学と災害科学
鈴木親彦 : 1980年生まれ。ROIS‐DS人文学オープンデータ共同利用センター特任研究員。専門は人文情報学・文化資源学・出版学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
