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漫画映画論

今村太平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198621001
ISBN 10 : 4198621004
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

長編アニメーションを見られなかった時代に映画作品としてアニメーションを積極的に評価し、いずれ映画の主流を担うと予感した映画評論家・今村太平。その独創に満ちた代表作を、再びスタジオジブリの手で世に贈る。

【著者紹介】
今村太平著 : 1911年、埼玉県生まれ。父の病死により中学中退後、働きながら映画評論を独学。『キネマ旬報』への投稿で認められ、自身も映画評論誌を出すなど映画評論家の道へ。戦前から戦後にかけて独自の理論を拓いた。1986年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 富士さん

    技術的な次元と物語的な次元を連続的に使って論じるような変なところもありますし、進歩史観が鼻につきますが、アニメーションの中でも特に商業アニメーションを積極的に意義付けようとしたアニメーション原論として一度は読まれるべき本です。この時代すでに商業アニメーションを産業的な側面から着目しているのは注目すべきことだと思います。音楽とか色とかを絡めてアニメーションを論じる向きは今に至るまでさして進展したとは思えないので、偏った定型を持たなかった時代の視点からはいまだに学ぶべきことが多くあるように感じます。

  • ハンギ

    1941年出版の漫画映画論に戦後の評論を合わせた本のようだ。かなり進歩的で鶴見俊輔の思想の科学社との関係も今村太平はあったらしい。僕からするとやっとアニメの評論に出会った感じがする。とはいえ、音楽論と絵巻とアニメの対比というものがテーマな印象を受ける。ただ深いと思う。この音楽論と絵巻物との対比は高畑勲にも影響を与えたことは本人もこの本に寄せた一文の中で認めている。高畑はアニメーターの創造的な役割を今村は認めなかったというけれど、今村はアニメにおける機械的なものとそうでないものの区別に忙しかった印象だ。

  • nasio

    流し読み。半世紀以上前に書かれた本。高畑勲の解説から目を通した方が良いかも。

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