Books

恵信尼

今井雅晴(歴史学)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784831840400
ISBN 10 : 4831840408
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

僧侶とその妻、自立と信頼で支え合う夫婦の形。

目次 : 第1章 京都の貴族・恵信尼(三善家の雰囲気と伝統/ 恵信尼の誕生/ 九条家の恵信尼/ 親鸞との出会いと結婚)/ 第2章 越後に下った恵信尼(親鸞の越後下向に同行する/ 越後での生活/ 流罪を許された親鸞と恵信尼/ 恵信尼の関東移住の決心)/ 第3章 関東の人々と暮らす恵信尼(親鸞の信心のゆらぎ/ 夫婦の絆を確認/ 関東の生活/ 関東に残った恵信尼のイメージ)/ 第4章 恵信尼の越後移住(親鸞の帰京/ 恵信尼の越後移住/ 帰京後の親鸞)/ 第5章 越後の農村に住む恵信尼(越後の生活/ 覚信尼との心の通い合い/ 晩年の恵信尼の信仰)

【著者紹介】
今井雅晴 : 1942年、東京生まれ。1977年、東京教育大学大学院文学研究科博士課程修了。茨城大学教授、プリンストン大学・コロンビア大学客員教授、筑波大学大学院教授等を経て、筑波大学名誉教授、真宗文化センター所長。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ryohjin

    親鸞の妻恵信尼の生涯を歴史学者の著書が記述しています。恵信尼の父三善為教は、九条兼実に仕えた中下級貴族で、鎌倉殿の文官、三善康信は恵信尼の従兄のようです。京都吉水の法然のもとで親鸞と出逢い結婚し、その後親鸞の流罪先の越後、さらに関東へも同行します。著者は鎌倉時代の女性は自立しており、恵信尼は親鸞を信頼し自らの意思で行動をともにしたとします。娘の覚信尼への手紙では、親鸞の宗教上の葛藤が書かれ、恵信尼が親鸞の理解者で信仰上のパートナーであったことが窺われます。親鸞理解の上で、恵信尼の存在の重要性を感じました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items