Product Details
ISBN 10 : 4480510672
Content Description
「歴史学とはどのような学問か」「歴史学はいかにして正しい結論を導き出せるのか」という問題は、現在でも常に問い直され続けている。本書では、19世紀における歴史学の進展を踏まえ、歴史学の方法論にはじまって、諸学との連携の在り方、史料批判についてなど、簡潔にして要点をついた紹介・指摘を行う。提示される方法論の実例としては、塩尻峠の合戦(天文17年)を取り上げ、各種資料を比較して事実を確定するプロセスを具体的に示した。また、本書の史学史的背景について周到な解説を付す。古典的歴史学方法論の貴重な入門書。
目次 : 1 序説―歴史学の方法論/ 2 歴史学を補助する学科/ 3 史料学/ 4 史料批判/ 5 綜合/ 6 方法的作業の一例―天文年間塩尻峠の合戦
【著者紹介】
今井登志喜 : 1886‐1950年。長野県生まれ。東京帝国大学文科大学史学科卒業。東京帝国大学教授を務める。専門はイギリス社会史・都市史。郷土史編纂事業『諏訪史』にも深くかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
Ex libris 毒餃子
読了日:2023/06/16
さとうしん
読了日:2023/06/20
yokkoishotaro
読了日:2024/11/30
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

