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ISBN 10 : 4480073728
Content Description
福島第一原発事故当時、現地の役場で何が起きていたのか。途方もない危機が迫っているにもかかわらず情報は乏しく、国や県からの指示もなく、事故対応マニュアルは役に立たない。そして水素爆発の重い音が町中を揺らした。事故の瞬間から避難、さらに復興に向けて、原発災害の過酷な状況に直面した自治体の職員が何を考え、何をしてきたか。石田仁(大熊町前副町長)、宮口勝美(浪江町前副町長)へのインタビューをもとにした証言に、研究者による解説を加えた貴重なドキュメント。
目次 : 第1章 原発事故と自治体(「誘致」から事故が起きるまで/ 事故から避難まで/ 避難指示解除から現在まで)/ 第2章 大熊町で起きたこと、起きていること(伝えたいこと―検証のための記録を残しておきたい/ 原発避難開始から三春へ/ 一〇〇キロ離れた会津へ/ 復興へのステップ/ これからの大熊町)/ 第3章 浪江町で起きたこと、起きていること(原発で変わった町―原子の火・地震・津波・避難/ 転々とする役場―津島から東和へ/ 議会、独自に動く/ 復興推進課長として―住民と国・県との間で/ 副町長として―馬場町長を支える)/ 第4章 データから見た被災地自治体職員の一〇年(生活環境―事故前採用職員に強いストレス/ 職場環境―役場内で議論ができていない/ 健康被害―カスハラによるストレス/ 就労意欲―職員を支えるのも住民/ 事故後採用職員―町民との葛藤)
【著者紹介】
今井照 : 1953年生まれ。専門は自治体政策。公益財団法人地方自治総合研究所主任研究員。博士(政策学)。東京大学文学部社会学専修課程卒業。東京都教育委員会、東京都大田区役所、福島大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/04/13 (火)
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skunk_c
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読了日:2022/03/13
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