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関東大震災と中国人虐殺事件

今井清一 (歴史)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860851361
ISBN 10 : 4860851366
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

資料の改ざん、事実の隠蔽。あったことがなかったことにされる日本、本当は何が起こっていたのか?

目次 : 1 大島町事件・王希天事件と日本政府の対応/ 2 関東大震災下の中国人虐殺事件が明らかにされるまで/ 3 内田康哉臨時首相と戒厳令布告/ 4 大杉栄らの「骨なし」民衆葬と「斬首陰部露出」写真/ 5 震災下虐殺事件の国内的国際的背景/ 6 小村家の系図から見た日中関係の変遷

【著者紹介】
今井清一 : 1924年群馬県生まれ。横浜市立大学名誉教授。横浜市立大学・湘南国際女子短期大学教授を歴任。『西園寺公と政局』(岩波書店)の編集にかかわり以後日本近代政治史を研究。また多年地域史研究に従事し、戦災と空襲を記録する運動に携わった。2010年横浜文学賞、2013年神奈川文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 崩紫サロメ

    関東大震災で虐殺された中国人について検証する。何故中国人なのかというと、日本の臣民となっていた朝鮮人に関しては多くが隠蔽されてしまったが、中国人に関しては国際問題となっており、それを通して朝鮮人や日本人社会主義者の虐殺についても新たな示唆を得られるであろうという趣旨。残念ながら著者は本書刊行後に他界されたが、次世代に受け継いでいかなければならない問題だと思った。

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