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こちらはただの「落とし物係」です! 警察行政職員・音無遠子の流儀 潮文庫

仁科祐貴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784267024771
ISBN 10 : 4267024774
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

広島県警会計課で働く音無遠子のもとに、小さな仏像の落とし物が届く。仏像に触れた瞬間、遠子の脳裏にマンションから女性が落下するビジョンが‥!彼女は、1年前に別の仏像を拾った直後に投身自殺をした女性で、なんと遠子の友人だった。
なぜ、この仏像から落下現場のビジョンが浮かんだのか。友人の死に疑問を持っていた遠子は独自で捜査に乗り出す。
落とし物の記憶を頼りに、遠子が広島の街を縦横無尽に駆ける。

【著者紹介】
仁科裕貴 : 広島県生まれ。奈良教育大学卒業。元公安警察官。第19回「電撃小説大賞」応募を経て、2014年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    広島県警皆実署会計課で働く音無遠子。拾得物として届けられた小さな仏像に触れて記憶を見た彼女が、先輩の鳴上刑事の協力を得て事件を解決する警察ミステリ。仏像に触れた瞬間、脳裏に1年前に投身自殺した友人がマンションから落下する映像を見て、疑問だった死の真相を解き明かそうとする遠子が鳴上刑事を巻き込み、いなくなったペットやいわく付きの茶碗などの事件に挑むストーリーで、鳴上刑事とコンビっぷりも味がありましたけど、遠子の思わぬ一面が明らかになって意味合いも変わり、伏線回収されて加速する終盤の展開もかなか良かったです。

  • 三編 柚菜

    調べてみると、年間拾得件数の多さに驚かされる。自分の知らないところで、こんなにも持ち主の元を離れた物があるのかと。その中には本作に登場するような、“曰く付き”の物品があったのかもしれない。サイコメトリーにより流れる断片的な記憶を頼りに、様々な犯行──その真実を推理するミステリーとしてはもちろん、音無と刑事・鳴上が織りなすドラマも楽しめた。シリーズ化されるなら、いずれ名物コンビになってくれることだろう。11/5、潮出版社さんより刊行予定🚔

  • ICHI (atomic)

    初作家 落とし物の記憶から事件を次々解決!? 面白かった〜🤭Googleマップ開いた。笑普段あとがき読まない派だけど、読みやすくてしっかり最後まで読んでしまった。作者の経歴にも驚きを隠せない。続編出て欲しい✨

  • うさぎや

    警察ミステリだけど主人公は警官ではなく落とし物係、そして能力に目覚めたばかりのサイコメトラーということで。事件の真相はなかなかえぐい。

  • 四国の南

    警察会計課事務員の遠子さん(落とし物の記憶が視える)と鳴上刑事(古い物好き)の異色の組み合わせのバディが事件に挑む 会話劇がコミカルで読み進めやすく独特の視点が解決のきっかけになってたり…後半の伏線回収が本当にうまい!

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