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くるすの残光 祥伝社文庫

仁木英之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396338527
ISBN 10 : 439633852X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan

Content Description

寛永十九(一六四二)年四月、江戸の町にはようやく奉平が訪れようとしていた―が、阿部川町のはちまき長屋には島原の乱の生き残り、寅太郎はじめ天草四郎の力を継いだ“修道騎士”が潜んでいた!七つの“聖遺物”を奪い返すためだ。しかし、幕府を裏で操る怪僧・天海と切支丹討伐精鋭部隊“閻羅衆”がそれを易々と許すはずもなく…。秘術飛び交う熱き戦い!

【著者紹介】
仁木英之 : 1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学。2006年『夕陽の梨―五代英雄伝』で第一二回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第一八回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • あぶらや

    島原の乱で滅んだはずの天草四郎は来るべき復活のために自分の体の一部を譲り渡す。譲り受けた信者はそれぞれ超常的な能力を授かる。天草四郎復活のために信者たちは江戸の市井に潜むが天海を主とする徳川幕府の力が襲いかかる。最後に主人公?の少年を救ったのは義理の母の愛だった。血生臭い話になりそうだったがどちらかと言うと人情話的な展開にほっとしました。しかしこれもシリーズになっていると言う。この作者凄い勢いで素晴らしい作品をだし続けるなぁ。

  • いぼいのしし

    僕僕先生シリーズが好きなので読んでみた。悪くはないけどそうでもなかったかな。次巻を読むかは考え中。

  • Mu@仔羊堂

    天草四郎の復活を果たすために行動する異能の吉利支丹たちとそれを阻もうとする幕府の忍者たちの戦いを描く忍法物語。冒頭、島原の乱の落城間際の場面にはワクワクした。ファンタジックな設定と天草四郎との相性は抜群だなあ(笑)忍法ものといえば、やっぱり奇想天外な術の掛け合いが見所。本作でも人間業ではない様々な技が登場してなかなか楽しい。ただ惜しいのは、そんな術を使った戦い場面がもう一つ魅力が足らなかったこと。ラスボスはもう少し強くないとね。さて、まだまだ物語は始まったばかり。これからどう転がって行くのか?次巻が楽しみ

  • T. みぃた

    文庫で再読☆シリーズ3作目を読んだばかりなのでスィスィ物語の中に入っていけました!!スピード感あふれる忍び同士の闘いは読み応えあり☆南部隠の「痣」と名付けられた娘に「きよ」と新しい名で呼びかけるたまさん☆何があっても寅太郎を自分たちの子として育てていく覚悟は凄いよ!!天草四郎の修道騎士たちも適わないねf^_^;単行本の表紙の寅太郎も素敵ですが文庫版は年齢相応になってかわいいです

  • しゃお

    なんとなく手にとってみましたが、江戸の下町の人情ものとしてと、忍同士の迫力ある戦いなど、読みどころ満載。しかしキリシタンものということでシリーズの行く末はやはり哀しいものになるのかなぁ・・・。

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